永久という名の瞬間
2004年04月23日(金) 地雷を踏んだらさようなら

 地雷を踏んだ。
 私は1個踏んでしまうと、右往左往して、辺りにある地雷全てを踏みまわる癖があって、今回もその状況に陥った。動きが取れなかった。
 私との会話の相手は、かなりキれていたと思われる。話題を強制終了されたもの。

 今は頭がそのことで一杯。夜眠れなくなって次の日にも引きずって、忘れられる日を望みながら、少しずつ記憶が消えていくのを待つ。でも、いつかまた思い出して後悔して、再び忘れようと必死になるんだろう。
 これまでも、地雷を踏むたびそうだった。
 地雷を踏んだら、とりあえずさようならをする。
 そして手足の亡霊が生えてきたら、また私は(まさしく再び地雷を踏むがために)人前に現われる。

 これが嫌なんだよね。日常の取り留めのない会話、日本のような安全な世界でも、私は地雷を発見し、踏みつけるんだから。
 私が馬鹿なのか、それとも運がどうしようもなく悪いのか。
 ・・・きっと前者なのだろうけど、たとえ前者だとしても、私は解決の仕方が見つからない。
 できることは、たとえなますを吹いているといわれても、人となるべく関わらないようにすることだけ。
 で、いつか痛みが消えかけた頃に、人に擦り寄っていって、また地雷を踏むの繰り返し。

 学習能力なし。

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photo by 東雲