2007年04月15日(日) 一歩を進め。


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以下はMIXIにも掲載
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地震が起こった瞬間。

心が躍ったのを感じた。

おどった。

でも、喜びではない。

瞳孔が開いていくのを静かに感じた。
感覚を無駄に研ぎ澄まさせていた。

武者ぶるい?ってこんな感じか?よくわからないが。

「俺にできることはなんだ」

と誰かが俺に言うような気がして、
横にいる先輩のあわてた声も耳に入らなかった。

心が高ぶって頭がうまく機能していない気もした。
だけど、冷静にするべき対応ができた。

俺はそれほど意識もしていなかった。
俺は逃げると思っていた。

怖いと一瞬思った。

だけど、「そうじゃない」と思った。


「命がなくなってしまうのが怖い」のはなんでだ。


それはやり残したことがあるからだ。
明日、友達と遊ぶ約束とか、
おいしいものをまだまだ食べたいとか
そういう「遣り残し」ではない。

正直、「俺は死なない」と心から信じていた。

まだ、この世の中にいる意味があると思っていたから。


俺の心の中にも、いつのまにか信じるものが
生まれたのかもしれない。
名前をつけるのであれば、「神様」か。。
宗教家か俺は。

「仕事」は俺の生きる意味だと思う。
あの時、俺がすべきことは「仕事」だったんだと思う。

命が踊ったのを感じた。

「生きる意味」ってのを感じた。

そして、俺に足りないいくつかを教えてくれた。

それは、技術・経験・知識。


この会社で、社会で学ぶことは、
まだまだあると思った。


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以上はMIXIにも掲載
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技術は、緊急時に俺ができることだ。
今の俺には何一つできない。
その送出の方法すら知らない。

一歩一歩確実に知る必要がある。

馬より牛を目指せ。

その言葉がすごく思い出された。


経験は、災害の恐ろしさ。
日常生活の中で「いつか」と言う言葉は忘れがちだ。
いつ何が起こってもいいように、
マニュアルをやはり作るべきだ。
いや、コレは俺個人で作っておこう。
少なくとも、アイツには任せられないことだ。

知識。
技術と経験を足したもの。
つまり、実用性。
慣れるしかない。そして、備えるしかない。
自由な今だからこそしなければならないものがある。

一歩一歩前に進まなきゃいけない。

一歩でいい。365日歩けば365歩にある。

一歩を進め。

課題ができた。
そう。

これはなかなかがんばれそうだ。
得意分野だ。



 past    will


sk6 [手紙] [Ai to U]

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