2007年04月17日(火) イラッとくることもあるさ。

イラッときたときに見えてきたもの。
それは、
「怒るよりも、今俺のすべきこと」
だった。

怒ったり、ものにあたっても、
そこに何の意味もないことにイラッとしながらも
ようやく気づけて、
少し時間をおけば、
「カッコ悪いところ見せなくてよかった」
なんて思うの。

なるほどって思った。

誰かの悪口を言うて自分のことを認めさせたり、
そもそも愚痴ることもあまり気持ちのよいことではない。

CD屋でバイトしてる時に社員に言われた言葉がある。

「期待せんだらええやん」

それにどうも納得がいかなかった理由と、
それが半分当たってるような理由がわかった。

期待していい。
期待したいと思うし。

だけど、相手は自分と違う人間だということも
覚えておかなきゃいけない。

俺にとっては良くても、
相手がそれを選ぶかどうかはわからないんだ。

人にも心があって、選択肢があるんだってことに気づいたのは、
ほんとに最近になってからだ。

俺は精神的にまだまだ子どもなんだと思う。


後輩ができて、イラッとくることが多くなった。
その時に

「俺はどうしてたっけ?」

って考える。

無意識にしていたことも、
意識的に問う後輩に、
改めて、目の前に置かれた自分の責任を見つめなおす。

これはとてもいい機会だ。

人生に初めて後輩ができる瞬間は本当に少ししかない。

まわりはどうだっていいとは思わない。
まわりも変えていく必要があるのなら、
自分が正しいと思うことを少なくとも伝えるべきだとは思うし。

俺とは正反対な後輩を見て、
僕はよく笑ってしまう。

気の強いその女の子は、きっとバカにされていると思うのだろう。

だけど、そうじゃない。

おもしろいなぁと思うのだ。

俺にはないなと。そして見つめなおすことができる。
俺はどう考えているのだろうか?と。

イライラして、言ってしまいそうになる時に、
いつもこの日記に「学ぶべき点がある」と書いたことを思い出す。

そう、俺は勉強させてもらってるんだって改めて思いなおせる。


いつだったかに山と後輩と三人で山登りをしたことがある。
後輩は彼女と別れて放心状態だった。

山に登って、「スッキリした」と言った後輩に、
山は呟いた。

「10日もすれば忘れるよ」

その通り。って思った。
そして、当たり前に近いその言葉に、
俺は愛を感じ、そして、なるほどなって関心した。

俺らはすぐに大切なことを忘れてしまう。
だって昨日の夕食すら覚えてない僕だから。

大切な思いは日記に書くべきだ。

日記にもちゃんと意味がある。


うむ。書こう。
心動いたときには。


 past    will


sk6 [手紙] [Ai to U]

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