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2001年09月19日(水) ■ |
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秋季京都大会2次戦を予習する。 |
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朝刊に昨日抽選会が行われた秋季京都大会2次戦の組み合せが載っていたので、さっそく独断と偏見(?)で予習をしてみたい。 組み合せを見てまず思うことは、「こうもきれいに強豪校がばらけることもそうないなあ」ということ。順調にいくと、大会終盤では非常にレベルの高い好ゲームが期待できる(もちろん、序盤が決してレベルが低いという意味ではない)。秋の地点にもかかわらず、今年は守備が鍛えられたチームが多いように思う。極端な大量点差試合か、1点を争う接戦かどちらかになる展開が多そう。 さて、優勝候補となると、やはり昨夏の甲子園ベスト8メンバーが残っている平安という声もあるが、もう一つ京都成章をあげたい。投打ともに悔しい夏を経て成長しているとのこと。目立たないが、関係者の中でも成章を警戒する声が挙がっている。鳥羽は昨年よりスケールが小さい印象を受けるが、卯瀧采配は侮れず、V候補リストから外してはいけないだろう。サウスポー・入江投手がいい。また持ち前の打撃に堅実さが加わった守備で上位を伺う立命館宇治、昨夏の主力が多く残る福知山成美も上位に顔を出してくるはず。 ダークホースとしては、試合巧者の北嵯峨を上げたい。ゾーン優勝決定戦では延長逆転サヨナラ勝ちをやってのけた。洛西にも制球力抜群のエースがいる。昨夏2試合ほどみたが、こちらもなかなかの試合巧者だ。また、1次戦で鳥羽に惜敗した東山は打線のチーム。1番・野口選手から始まる上位打線は集中力がある。1次戦では上位を中心に足のあるところも見せた。投手力にやや不安があるが、鳥羽戦で好投した1年の沢田投手とエース・関投手がいる。先発・沢田、リリーフ・関の継投でV候補校をなんとかかわしたい。 初戦一番の好カードはおそらく、「福知山ー洛水」ではないかと思う。実力が均等しており、かつ守りのチーム。福知山は鍛え上げられた守備で投手を助け、洛水は好投手・永友がいる。福知山の勝負強いバッター・審選手は1次戦ですでにホームランを放っており、「永友ー審」は注目の対決の一つ。 その他、好投手・大隣のいる京都学園やこのところ力をつけている東稜、昨夏の経験者の多く残る東宇治の戦いぶりが注目される。
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