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2001年10月02日(火) ■ |
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今日も負けられない一戦だった… |
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やった! サヨナラ勝ちや! 濱中ようやった! 携帯電話の試合速報を見て、思わず万歳。昨日のそうだったのだが今日も負けられない一戦だったのだ。
今日は甲子園での今シーズン最終戦。残念ながら今年は断念したが、ここ数年この「甲子園最終戦」には頻繁に足を運んでいる。最終戦はファンの特別な思いがある。試合前の先着何千人プレゼントとかいう試みも、普段なら一塁内野が中心だが、この日は外野の観客も対象になる。このところもらったのはノートに携帯のストラップ。そして、試合が終わったら、選手や監督の挨拶(といっても、しゃべるのはアナウンサーで彼らはただプレート上に並んでいるだけのなのだが)。ファンは一通り騒いでから、警備員の兄ちゃんに握手を求め、「おつかれさん」「来シーズンもよろしゅう」「よいお年を!」と一年を締めくくる挨拶をして、球場をあとにする。乱闘でも起こさないかぎり警備員とかかわることはないのだが、やはりシーズン通して、ともにがんばってきた「戦友」という意識が働いているのだろう。 そんな特別な一戦と、ヤクルトのマジック「1」が重なってしまった。ヤクルトは今日勝ったら、リーグ優勝が決まる。反対に阪神は今日負けたら最下位が決定する。もし、ヤクルトが勝ったら、試合後に行われる一連のセレモニーはどうなったしまうのだろう。ヤクルトがさんざん優勝の喜びを分かち合って、表彰とかしてからになるんだろうか。阪神にむけられたものではない紙テープが残骸の中、シーズン終了の挨拶をするのだろうか。そこまで待ってられないし、またそんな屈辱的な場面に遭遇するのもイヤだ。今日はなんとしてでも勝った欲しかった。阪神が主役のまま21世紀最初の甲子園を締めくくって欲しかった。(ちなみに他チームの優勝にもっとも大人げないのが阪神タイガースファンだと言われてる。甲子園で優勝が決めったら、そく球場内にメガフォン等が投げ込まれる。ロッテやオリックスファンあたりだと、一緒になって拍手とかするのだろうけど。でも、そんな「おとなげのなさ」が私はたまらなく好きだ)
とにかく勝ってよかった。私のくだらない心配事も取り越し苦労で終わった。明日はどうなるかわからない。でも、神宮やし、そろそろヤクルトに勝ってもらってもいいかなと思う。
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