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2005年11月27日(日) ■ |
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地元から四条河原町まで歩いた。紅葉もきれいだったけど、はらはらとはかなく風に舞う落ち葉もまた季節を感じさせてくれた。彼らはたた葉として生き、葉としてその寿命を全うする。悟りきったかのようなその生き様に、それに比べて自分は、はなんて愚かでちっぽけなんだろうと思った。
昔、こんな選手がいた。 彼はピッチャーだった。下級生の頃練習試合ですらごくわずかな登板機会。2年の終わりころ、練習中に投手陣に集合するように指導者から指示が出されたので、彼は集合場所に駆けつけた。ところが、「なんで君が来てるるの?」という指導者の言葉。ていのいい投手クビ宣告。選手の保護者から聞いた話。100パーセント鵜呑みにはしないにしろ、選手のやる気を削ぐその言葉に、「ひで〜」と思わず声をあげた。でも、彼はその年の冬に体作りをがんばり、春には別人のように逞しい体になって、外野手で、チームの頼れる主砲に変身していた。甲子園には行けなかったけど、その後も野球を続け、今もクラブチームでがんばっていると聞く。
どうか、ダメなイメージではなく、いいイメージを持っていてください。そう言っている私が、まるで出来ていないのですが(苦笑)。
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