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2006年01月10日(火) ■ |
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ものまねの話。 |
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姉の人生最大の汚点は、森脇健児のファンだったこと。古いCDが入った箱には、『真夏のファンタジー』が姿を見せている。もちろん、彼がやっていたラジオ『青春ベジタブル』も欠かさず聴いていた。そして、何故か私も横で聴いていた。
内容なんてもうほとんど覚えていないけど、未だに爆笑するのが、リスナーによる勝ち抜き物まねコーナー(番外編で、松村邦洋が出てたような…)に出ていた舞鶴市のラジオネーム・ちあきさん(たぶんそんな感じの名前)のネタ。他の挑戦者が有名芸能人に挑戦し、あえなく沈んでいくなか、彼女の勝負ネタは“舞鶴市の鳩”だった。文面にうまく書き表せないし、それが似てるかどうかもわからないけど、とにかく面白かった。テープに録音していたのを姉と二人で何度も聴いてキャキャッ言って笑ってた。正直、私、物まねは好きではない。真似されている人が笑われているような気分になってしまうから。でも、これはそういう自分のこだわりを超越した場所にあった。人生30年、同じことであれだけ何度も、そしてたくさん笑えたことはないんじゃないだろうか。今日、姉と夕飯を食べていたとき、その話になったら、また笑えた。ちあきさんは、今でこそメジャーになった“マニアックすぎる物まね”の超先駆者である。時代が彼女に追いつけなかった。非常に残念…。
さて。マニアックな物まねと言えば、昔、うちの姉は“熱闘甲子園で、鹿児島実業・内之倉(当時)の物まねをしていた球児の真似”をよくしていた。天理・南(当時)もやっていたと姉は言うが、私には記憶がない。そして、私は物まねのたぐいが全く出来ない。下手ではなく、出来ないのだ。
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