2025年05月13日(火) |
日産というダメ会社の末路 |
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日産自動車が業績不振のため大幅なリストラを行うという。従業員2万人を削減して業先回復を目指すということだった。なんとも情けない話である。真っ先に切らないといけないのはろくに成果も上げていないのに高額の報酬をもらってきた役員たちではないのか。ホンダが日産を子会社化するにあたってまず考えたのはこの役立たずの役員どものリストラであり、日産はそれを拒否したから話は物別れに終わったのである。日産の役員達は自分たちのクビを守るために従業員を犠牲にするわけで、本当に全員クソである。
考えたらカルロス・ゴーンという脱税クソ野郎がいた。こいつはレバノンにまんまと逃亡してしまったが、彼の業績と言えば下請けの利益を本体に付け替えただけであり。ただの盗人である。そんなのをもてはやすくらいに日本の企業人は腐ってるのである。
日本には優秀な企業がある一方で多くのダメ会社がある。日産はそのダメ会社の代表みたいなものである。かつては日産車を愛用していたオレが見限ったのも、ディーラーの対応が不誠実だっただからである。末端のディーラーがそんなふうになってしまったのは親会社のせいである。小さな欠陥をごまかしたまま放置し、売れない車をどんどん出す一方で売れるはずの車種をやめてしまい、いつのまにかEV車の技術で中国に抜かれ、かつての人気車種は見る影もない。なんでそんなことになったのか首脳陣は理解してるのだろうか。
モデルチェンジのたびに前よりも不細工になるというのが日産のお家芸である。フェアレディZは初代が一番カッコいい。今のスカイラインは不人気車種の代表みたいなものである。自らよいものを捨ててダメになっていった馬鹿な会社が日産なのである。そんな会社はもう滅びるしかないとオレは思っている。解体して、財産を売り飛ばして整理するしかないだろう。ホンダが救済しなくても、滅びてからどうせタダで拾えるのである。もう数年経てばキャッシュフローも枯渇して倒産待ったなしということになるだろう。日産車など買うべきではないのである。
かつてはオレは日産の株主だったがとっくに手放した。将来性もなく業績も悪い会社の株を買うのは馬鹿である。そして日産をここまでダメにしたのは経営陣である。どうしてカルロス・ゴーンみたいな守銭奴に頼ろうとしたのか。ゼニなんかいらないからという人を引っ張ってこなかったのか。オレから観ればゴーンなんてただの火事場泥棒である。そんな人間をなんでもてはやしたのかということである。
台湾の鴻海がいずれ日産を支配下に収めて、自社ブランドのEV車の生産を始めるだろう。日産自動車はただの下請けの組み立て工場になるわけだ。かつての人気車種は消滅する。あるいは中国資本の支配下になるかも知れない。
同様の老舗メーカーであるいすゞ自動車は乗用車から撤退してバス・トラック専業となることで生き残った。今思えばその戦略は正しかったのである。いすずジェミニや117クーペは今でも名車として評価が高い。
オレは日産ノートのガソリン車をレンタカーで運転したことがあるが、燃費が悪くてエンジンが非力、本当にカスレベルのクルマだった。同じ頃にレンタカーで借りたマツダ・デミオに比べて全くダメだったのである。
よいものを作れば売れるし、カッコいいクルマは人気が出る。オレはメーカーとしてのトヨタは好きではないのだが、現行型のプリウスは本当にカッコいいと思う。そこで日産リーフを選ぶのは単なる馬鹿か、不細工なクルマが好きなへそ曲がりである。
日産プリメーラが三代目となって大幅に不細工になったとき、わざわざそれを購入した同僚がいて理由を聞いたら「値引きがすごく多かったから」ということだった。そんな情けない売り方しかできないメーカーが滅びるのは自明の理である。オレは日産自動車などとっくに見限っているのである。
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