2025年06月16日(月) |
尼崎市終了のお知らせ |
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「尼崎」というのは阪神間で少し見下されている残念な地域である。それは西宮や芦屋には「高級住宅地」のイメージがあるのに、尼崎は「下町」であると思われているからだろうか。尼崎でもたとえば塚口や園田というのは少し高級感があるし、西宮でも阪神電鉄沿線は下町的な雰囲気である。それなのに関西の人は尼崎のことを「だってアマやん」というふうに見下しているのである。
その尼崎で行われた市会議員選挙で、なんとトップ当選したのは参政党のたかのゆりこ候補であり、その上岸和田市議選では最下位で落選したNHK党の福井かんき候補が4474票も集めて4位出当選していた。38万の有権者人口に対して投票率は約40%、その15万票の中で公明党候補は12名も当選しており、有権者の1割が公明党に投票していたということになる。
公明党以外の投票がN国や参政党に大量に流れていたわけで、まともな有権者の方が少数派であることがよくわかる。れいわ新選組のやはたオカン候補が3831票で当選したのは喜ばしいことだが、批判を受けてる自民は議席増、そして政治の世界のショッカーとして悪名高い維新の会の候補も全員当選してるわけで、ある意味むちゃくちゃな結果が起きているのである。なんと百田尚樹の日本保守党公認の候補さえ当選しているのだ。尼崎市はどうしてこんなに残念なことになってしまったのだろうか。
市民の4割しか投票に行かないということは、カルト候補や組織票候補にチャンスを与えると言うことになる。たぶん公明党は創価学会員の数から何人なら当選させられるのかを計算してぎりぎりで候補を立てているだろうから、投票率を上げればその候補者は全員落とせるのである。ところが投票率が低いと公明、維新、自民といった利権政党の連中が全員当選してしまうのである。もっとも投票率が上がったところで、それがNHK党や参政党、日本保守党のようなクソカルト政党に集まる可能性も高いわけで、尼崎市民の民度の低さはもうどうしようもないわけである。このまま滅びてもらうしかなさそうである。
尼崎市と言えばギャンブルの街である。ボートレース場と競馬場がある。市民はそうしたギャンブルとどう付き合ってるのだろうか。パチンコ屋は市内にどのくらいあるのだろうか。
大阪府には条例でパチンコ屋を排除している大阪狭山市という自治体があって、そこは生活保護受給率が低い。もちろん狭山市民でパチンコをしたい馬鹿は他の市で遊ぶわけでそれだけが生活保護が少ない理由ではないと思うが、ギャンブル過剰地域の尼崎市民の民度が低いという事実は、ある程度の関係性を認めてもいいかと思うのである。
投票率が低い結果として変な候補が当選してしまうのか、あるいは投票率が上がって馬鹿が投票した結果として変な候補が当選するのか、そのあたりはオレにもわからない。国政選挙の投票率が上昇したとしても、その票が石丸伸二みたいなペテン師に集まれば何の意味もないからである。都知事選挙の時の石丸は多くの東大生でさえも巧妙に騙して自分に投票させていたわけで、中味のないただの詐欺師に多くの票が集まってしまうという恐ろしさをオレは感じている。有権者を賢くするにはどうすればいいのか。
もちろん維新の会のような反社組織に支配されている大阪市民、大阪府民の民度の低さもどうしようもないわけで、オレのようなまともな人間は常に迫害の対象となっている。大阪を建て直すのは本当に困難である。統一教会のように維新の反社的な体質が広く国民に理解されて解散命令が出るのを待つしかないのだろうか。オレが生きてる内にそれが実現するのだろうかとオレは絶望的な気分になる。
このままディストピアで暮らすのか、それとも大阪を見捨てて出て行くのか。オレは日々悩むのである。どうすれば反社政党やカルト政党を滅ぼすことが可能になるのか。
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