ハルくんのことを、まだ思い出に出来ないままだ。 私の心に焦げみたいにずーっとこびりついてる。
もう彼のことで涙を流すことはなくなったけど、 優しくしてくれる他の人を逃げに使っちゃいけない。
頭の中で何度も繰り返される言葉。
逃げに使おうとしたシンくんやタクくんやタツキさんは、結局消えた。 消えて、私の心はまた、完全にハルくんに戻ってしまった。 どこかで彼からの連絡を待っていて、また会えることに期待していて、諦められないまま。 彼の存在はまだ大きいし、いつでも心に出ている。 クローゼットにしまえていない。押し込めることさえ不可能。
こんな状態で、誰かを好きになったとしても、それは本当の気持ちじゃないと思う。 疑似体験で、逃げで、甘えだ。
優しくされると、勘違いしてすぐのろうとしてしまうのは私の悪い癖。 一時的にでも、自分が寂しくないように。
その「誰か」が傍にいるときはいい。嘘でも、気持ちが恋愛モードになるから。 だけどまた去られたら、またハルくんが大きくなる。 その繰り返しになってしまう。
どうにかして、断ち切りたい。
きっと、焦ってるうちは、上手くいかないんだろうな…。
でももう、誰にも寄り掛りたくないの。 一人でいても不安にならない、強くて大人の自分になりたい。 一日中、誰かのことを考えて過ごす自分に、もううんざり。
ただの愚痴というか毒吐き日記になっちゃった。ごめんなさい。
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