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恋する研究所*
りう
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2007年10月30日(火)
またいつか

「今度」って言葉は私と彼の関係にはない。
終わったら終わり。
今度は友達として、とかっていう別れるカップルもいるけど、
「別れたらそれまで」ってことは最初から彼と私の中で共通認識。

「別れようかな・・・」ぐらいの気持ちまで持った。
周りに色々話を聞いてもらって、アドバイスをもらって、再び話をするエネルギーはもらえた。
そうじゃなかったら、いきなり「別れる」って話を切り出してたと思う。

台風の日の電話だった。

話すとなったら、頭が整理されていなくて、


↑押したら見えるボタン

って、単刀直入につっこんでしまった。
彼は、理由を聞いてきて、それに答えた。
途中、電話が切れるというハプニングはあったけど。
ぼろぼろと涙を流しながら、途中で詰まりながら、変な声で話し続けた。
声を絞り出すしかなかった。
相手の電話の声は至極冷静。
でも、決してその中に怒気が入ったり、呆れが入ったりはしてなかった。
静かだけど、優しさも残されていた。

話を進めていくうちに、私の中にずーっと溜まって、こんがらがっていた疑問や、失意や、絶望が、一つ一つ解きほぐされていって。

彼は私の辛い思いを軽くする努力をし、
私はそのお手伝いをしてほしいということになり、
私はそれをのんだので、
別れるという決断は回避されたのでした。

それでもう、次の日には普通に会いたくなって会いに行ってる私。
現金すぎる・・・。
会った時も話をしたけれど、彼はそれまでのその週の私の行動を見て「もしかしたら気持ちが落ち込んでいる時期だからそんなことを言ったのかも」と目星をつけていたらしい。
ただ、私が感情的に「別れてやるうぅぅ!」とか言ってたら、その場で別れていたって言ってた。
そこで気が付いた私が復縁を迫ったって、絶対に彼は戻ってこないなんて分かってること。
「だからね。人生を左右することだから、そういうことは軽々しく口に出さないでほしい」
って言われました。
軽口を叩いたつもりは毛頭ないけれど、今の幸せな気持ちを考えれば、
激しい欝状態で考えて口に出したことだったんだと思う。

彼は過去の彼女とそういう、女の子側の一時の感情で別れを告げられたりして別れたことが何度かあるんだって。
(毎回、その後に復縁を求められたらしい・・・)

そういう経験があって、私がそうなっても、考えられる余裕を学んだんだろう。

二人で会ってる時にふいに、
「りうちゃんはおれのことどう思ってるの?」って聞かれたから
「好き。大事な人だよ」って答えたら、
「その軸はブレないで。ずっと変わらないといいな」。
彼が自分のことをどう思うかなんて殆ど聞かないから驚いた。


どうなるかは、本当にこれからの二人の行動次第で。
もしかしたら、また別れるって事態になるかもしれないんだけど。
この問題が一段落して、彼の顔を見られて、話をして。

この人についていきたい、って思いました。
この人がこの先どんな人生を送るか見てみたいし、
私も彼に私がどうなるのか見ててほしい。

そんなこと、いつか伝える日がくるのかなあ。


エンピツ