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2005年07月01日(金) ■ |
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DVD「海は見ていた」は65点 |
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海は見ていた(2002)
江戸・深川の岡場所を舞台に、遊女たちの逞しくも哀しい生き様を描く、黒澤明の遺稿を映画化した人間ドラマ。監督は「日本の黒い夏 冤罪」の熊井啓。 清水美砂 シミズミサ(菊乃) 遠野凪子 トオノナギコ(お新) 永瀬正敏 ナガセマサトシ(良介 ) 吉岡秀隆 ヨシオカヒデタカ(房之助 ) つみきみほ (お吉 ) 監督 : 熊井啓 クマイケイ 原作 : 山本周五郎 ヤマモトシュウゴロウ 脚色 : 黒澤明 クロサワアキラ 撮影 : 奥原一男 オクハラカズオ 美術 : 木村威夫 キムラタケオ
悪くない話ではある。ただいくらすれていない遊女であったとしても、遠野凪子はあまりにも色気がない。水揚げすぐの身体ではないだろうに。だからあの泣き顔に共感できない。吉岡秀隆、つみきみほが案外よかった。 ついつい黒澤だったらと想わざるをえない。せん無いことではあるが。(05.06.13記入)
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