シネマ日記
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2002年03月03日(日) ゆりかごを揺らす手

1992年だから、もう10年も前の作品になるのか〜。
サイコサスペンスの代表作〜って感じだよね。
コレはビデオで借りてはないものの、何度も地上派民放でも放映されてるので、
何度となく観てると思うのだけれど、その記憶もけっこう古くて(爆)
ちょうどWOWOWでやっていたので、あらためて観てみた。

第2子妊娠中の検査を受けた妊婦クレアがその担当医の診断に猥褻さを感じ、
即座に医師会に抗議、そのタイミングで別の患者たちからも同様に告訴されてしまったことで、
落胆した医師は自殺、ちょうどその時妊娠中の彼の妻は、ショックのあまりに超早産になってしまい、
赤ちゃんは死亡、彼女も子宮摘出となってしまう・・。
数ヶ月後、無事出産し幸せな4人家族となっているクレアのもとに
親切なベビーシッターと言う仮面をかぶって現れたペイトンこそ、医師の妻だった・・。
あきらかに猥褻行為を働いた医師、とは言え彼と赤ちゃんの命まで一度に失ってしまったペイトンにとって、
唯一復讐の対象として名を知ることのできたクレアに、逆恨みを抱くのは、
それほど無理のない流れ・・・かも。
でもペイトンのクレア家族への巧妙な接近、その家で次々とジワジワと復讐に
燃えて行動していく様子は、想像を絶する恐さ(>_<)
まるでクレアの弱点を突くようにその周囲をかき乱し、陥れていくのが強力に知能犯。
レベッカ・デモーネイがその表情ひとつにしても上手いのよねぇ。
いち早く、ペイトンの不気味さを感じ取った使用人ソロモンをいわれのない罪で遠ざけ、
やはり彼女に疑惑を抱き、その素性を最初に調べあげた夫妻の友人マリーンは、
特に悲劇に見舞われてしまう〜(>_<)
このマリーン役、ジュリアン・ムーアだったのねぇ、彼女だと覚えてなかったわ〜。


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