シネマ日記
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2002年03月06日(水) |
アメリカン・スウィートハート |
とってもレディースデイ向きの作品だと思うのだけれども、 なんせ「ロード・オブ・ザ・リング」が公開中とあっちゃ、 レディースデイでも大半はまずソッチを狙う・・・ためか、 比較的場内は空いてた。 しかし、チケット売り場は全部共通なので当然ながら「ロード〜」もしくは 「モンスターズ〜」渋滞のため、しっかり1時間ほど並びました〜(/_;)
ジュリア・ロバーツ、ジョン・キューザック、キャサリン・ゼタ=ジョーンズと なかなか好みの出演者達でもあり、 しかもラブコメ、軽〜〜く楽しめます。 ま、どっちかと言うと、チョット軽すぎ(?)って気もしなくもないけど〜(^^; 「ロード〜」と重なるこの時期と言わず、もう少し前、バレンタイン近辺に公開された方が良かったんじゃ?
ハリウッド人気大物スターカップル、エディとグウェン。 共演が縁でカップルになり、ヒット作も次々〜なわけだったが、 グウェンには別にスペイン人俳優の浮気相手はできるし、 その失意のためかエディーは、二人を襲うほど神経を病んで療養所に入れられる始末。 そこに二人の最後の共演作が公開されることになり、 その作品をあてるために、ある作戦が企てられることになった・・。
もともとジュリアにこの話が持ち込まれた時には、彼女をグウェンのつもりだったらしい。 しかし彼女が興味を示したのは、グウェンの妹で付き人、 地味な役どころの”キキ” そこでジュリアにひけをとらない華のある女優選出にも苦労したとか。 「ハイ・フィデリティ」でジョン・キューザックと共演の縁でキャサリン嬢が〜 って言うのも、頷ける。
でもね、よくよく観てみて、この作品、このメインの3人より、 脇役に笑わせられるんですよ〜。
まず、とっても濃い変人監督ぶりがバッチリはまっているクリストファー・ウォーケンさん。 その長髪で怪しく出てきた瞬間から、ニヤニヤしてきちゃいました(笑)
そして、グウェンの浮気相手のスペイン人俳優役のハンク・アザリア。 訛った様子やグウェンたちに振り回される様子など、なんともオカシイ〜。 「ハロー・スーザン!」を観てる人なら、もしこれを吹き替えるなら ぜひ”ルイス”風で・・・っと思ったに違いない(爆)
見習い宣伝マン役でチョロチョロ登場する、セス・グリーンなんか坊主頭だし〜。
で、結局、主役たちは、そこそこの活躍ぶりって感じではあるんだけどね。(爆) しぶとくグウェンに未練たっぷりだったエディが、急にキキと・・・の過程が なんとなく唐突かな・・・って感じも。
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