秩序と混沌。 目次。|過去。|未来。
ふと考えた。 頑固なところとか、外面はいいところとか、 私はきっちり祖父の血を継いでいるんじゃなかろうか。 遺伝力に感心して帰宅してみると、 遺影になった写真入りのアルバムが押入れから出してあった。 眺めつつ、思う。 この頃はこんな人生歩むなんてこれっぽっちも思わなかったよな。 ある意味幸せだったもんだわ。 さらに。 そんな人間が、ひたすら×を願うようになり。 真似事とはいえ実行しそうになり。 なんてアタシは親不孝で酷い人間なんだろうと。 複雑な心持ちになってみた。 小学校高学年のあたりから、私は写真に写ることが激しく嫌になり。 その頃からのアルバムは空白で。 そして思った。 子供がどんなに嫌がろうと、写真は撮っておこう。 そして、子供が写真に写ることを、 自分の存在を嫌いになることが無いように、 子供を認めながら育ててやろう。 その前に相手が居ないだろ<わし ■ 今月から下半期ということで仕事が変わって こそっと愚痴を言ってみたり謎に体重減らしてみたりしたが、 あまりにも失敗っぷりが激しかった所為か、 その仕事から外された。 と書くと大ごと風味なのだが、 二人がかりでこれじゃあねぇってな感じなようなので それほど精神的衝撃が大きいわけでもなく。 それより体重減らすネタが無くなるのが哀しい。 とりあえず月末ということでそのことも織り交ぜて月報を提出。 したら帰り際にマイ会社ボスに慰められた、気がする。 私は人見知り激しいし、ボスは激しく陽気でもないしで 入社以来微妙な空気が私らの間には流れ続けていたのだが。 半年経ってやっと互いの人格をつかみ始めた感じだ。 ボスはいい人だ。何だか嬉しい。
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