秩序と混沌。
目次。過去。未来。


2004年01月24日(土) 家庭。

お泊り会で素敵な方が相部屋だったり
職場で結婚した方がやたら多かったりした所為か
ふと家族について考えてみたりする。

どうやらうちはオカシイらしい。
親には親の理由があるのかもしれないが
双方の間に愛があるようにはどうしても見えない。
そして私は親に愛されていたような記憶が無い。
私は親を養育者としてしか見ておらず
妹のことは愛していたかもしれないがやっていたことは単なる苛めだ。

家族というのはそんなもんで
それぞれの間に尊敬なんてモノがあるもんだとは
思っていなかったように思う。
それなのに近ごろ冒頭に書いたような出来事があり
『私、家族のこと大好き』という言葉を聞いたり
職場で仲睦まじい御二人さんや結婚指輪を見たりして
家族に対する考え方の何かが変わってきた。
“嗚呼本当は家族っていいもんなんだな”って。

そして改めて気づく。
私は他人の正しい愛し方を知らない。
他人と共に生きていくことを苦痛だとしか考えられない。
『りき大好き!』とか『イケメン萌え!』なんてのは
独りでいることが寂しいだけであって
実際そんなコトになったとしても
結局アタシが耐え切れずに壊れてしまうだろう。

だから『あの人に幸せでいて欲しい』という想いは本物でも
『そばに居たい』とか『支えになりたい』というのは憧れでしかないはずで
与えられないのだから与えられるわけが無く
何にも頼らず独りで生き続けなくてはならないのだろう。

なんて考えるとソレが嫌になってくる。
そして理性はソッチに行こうとする。
んなこったから離人はいつまでも続くんだ。

結局何が言いたいかというと
幸せそうな家庭が羨ましいのだ。
アタシには創れないけど。


あるふぁ。 |電子手紙。呟。


回転目。