秩序と混沌。
目次。過去。未来。


2004年07月22日(木) 面談。

数か月おきに定期開催される部長との面談があった。
「7月からいろいろ変わったけど、どう?」と聞かれたものの
『やっぱりあの仕事イヤです
 このままやらされ続けるなら辞めます』
なんてことは正社員の地位が惜しくて言い出せるわけもなく。

のらりくらりと仕事の進捗を話し、
まぁ無難に終わろうかとしていたとき。
「あのね、社長が心配してるのはね、
 今の席のことなんだよ」
「?」



現在の居室には俗に言う御局様がいらっしゃる。
その方、言うこときつかったり気分の波が激しかったりで
会社内外から恐れられている方で。
部長が言うことには挨拶しないとか何とか
少しでも突付きどころがあると徹底的に虐めてきなさるそうで。
私も噂に聞いていたり派遣時代に突付かれたりで知ってはいたが、
そこまで酷いとは。

部下風味だった女性は隠れて泣き、
助けられたのか願ったのか配置換えが起こり、
最終的には御局配下時と同様の仕事を求めて、
辞めた。
嘱託で来てた男性は働きぶりだけでなく
人格まで否定されるような怒られ方をしたらしく、
切られたのか願ったのか、
去った。



部長、しまいにゃ
「あのおばちゃん他人に厳しく自分に甘いからな」て。
あの方がヤバいってのを偉い人たちは知らないと思ってたから、
謎にほっとして。
「何かあったらいつでも言ってな」
ちゃんと下僕を心配してくれてるんだなぁって。
この人の下でならもうちょっと働き続けてもいいやって。
騙されてる気がする。

つーか地位だけでなく地理的にも遥か彼方におわす社長が
超ヒラ社員の席の位置まで気にする会社って。
アットホームっつーか何つーか。
よっぽどあの子が辞めちゃったのショックだったんだろうなぁ。


あるふぁ。 |電子手紙。呟。


回転目。