まあ、アクション映画でしたね。それ以外の何物でもないというか。
最初から最後までアクションで、しかもクライマックスは砂地なので、役者さんは大変だろうなあという感想は抱きました。
冒頭にナレーションが入り、これこれこういう理由でカムイはこうなっている、という説明がありましたね。このナレーション、山崎努さんなんだそうです。エンドロールに名前があってビックリしたんですけどね。
それなりに血が流れてます。断続的にどろっどろっと出てくるあたりはやっぱり見ていて気持ちの良いものではないですけど。
うーん、なんだろう。いろいろとツッコミどころはあるんですけどね。特にこれと挙げるほどのものはない。
アクションはCGが多用されています。忍者設定なので仕方ないとは思ってるんですが、あの、いかにもワイヤーなんですよ的な動きに違和感を感じます。もう少しなんとかできたんじゃないかと思うんですがどうなんでしょう。 ワイヤーを使うしかないというのは観ている側もよくわかるんですが、あの動きはいかがなものか。編集作業で誤魔化せなかったんでしょうか。それともわざとですか。そうですよね。
佐藤浩市のバカ殿っぷりは見事でした。誰か下剋上起こさないんだろうかとちょっと思います。 その隣に土屋アンナが笑みを湛えて並んでいると、非常に残虐なご夫婦に見えますね(褒めてます)
にしても、怪我人抱えた忍び二人にまんまと逃げられる殿と警備隊って。
とにかく、生きるために戦え、逃げろ、というそれっくらいしか読み取れない話ではありましたか。
あまり面白いとは感じませんでした。伊藤英明が出てきた時なんか、思わず噴いちゃったくらいなので(笑)おまえかよって。
島にずっと絵師がいたのにだれも違和感を感じなかったんだろうかと不思議で仕様がない。どう考えても怪しいだろうと思いながら見てたら案の定でした。
甕に毒かなにかと盛ったっぽいんですが、あれが必要だったのってスガルだけだよね。あまり水甕には言及されなかったので。
結論。 あのお殿様は最初からあんな風な人なのか、それとも奥方が傾城タイプなのか。どっちだ。
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