2001年10月09日(火) |
伝令 No.2 〜高校野球特別規則〜 |
昨日の日記に、「数年前に、伝令は1試合につき3回が限度と決まった」と書きましたが、そんなことを書いているうちに「伝令」に関する規則が他にもあるのではないかと思い、今日さっそく調べてみました。ご親切なことに、日本高等学校野球連盟のホームページでは「高校野球特別規則」の全てを見ることが出来るのです。この特別規則以外にも「アマチュア問答集」など、ためになる項目が多く、なかなか充実したホームページと言えます。
さて、いきなりですがここで問題です。(A)と(B)に当てはまる数字を入れてください。
「高校野球特別規則」より抜粋 14. 試合の進行をスムーズにするために下記の規則を採用する。 (1) 守備側の伝令に関する制限 (d) 伝令は、審判員が“タイム”を宣告してから(A)秒以内とする。
注)計時は控え審判が行い、球審に知らせることとする。
(f) 内野手(捕手を含む)が(B)人以上マウンドに行った場合は、1回にカウントする。
注)野手がマウンドに集まることについては、各塁と投手板の間の中間距離を目安とし、それを越えた場合は、1回としてカウントする。
野球をよく知っている方なら(B)は分かりやすいと思いますが、問題は(A)ではないでしょうか。私はこの規則を今日初めて知りました。答えは(A)30、(B)2です。そもそも『試合の進行をスムーズにするために』伝令を3回までと制限することに、ちょっと首をひねってしまいますが・・・(だって、1回や2回増えたところで、大して時間は掛からないと思うんですが)。 それにしても細かい規則が定められているんですね。もう高校野球を卒業して6年も経つので、こと高校野球の特別なルールに関しては疎くなってしまいました。でも、この『30秒以内』の基準は何なんでしょう。20秒でも、15秒でも良いと思うんですが。『計時は控え審判が行い・・・』そんなこと初耳です!(常識ですかね?)そもそも、ほんとに計時しているんでしょうか。 と、別にこの規則に関してのあら探しをしているわけではないので、あしからず。伝令に関して、「こんなにも細かい規則がある」ということを知って欲しかっただけです。(f)の注)などは、初めて読んだとき笑ってしまいました。そんなに細かく定めなくても良いのに・・・。『各塁と投手板の間の中間距離』ですか。すごく分かりにくい「微妙な」場合はどうするんでしょうね。 この伝令に関する規則を頭に入れて高校野球を見ると、控え部員がマウンドに向かって駆けてくる伝令が待ち遠しくなりそうですね。私は既に楽しみになってしまいました。そういえば・・・。伝令に走る選手は必ずと言って良いほど、塁線を跨いで来ますよね。未だかつて、塁線を踏んでマウンドに来た選手は見たことがありません。これが礼儀(暗黙の了解?)なのでしょうか。 まさか、伝令だけでこんなにネタがあるとは思いませんでした。これからしばらく、「伝令」にハマリそうです。
さて、あと3時間ほどで大リーグのディビジョン・プレーオフが始まりますね。生で見る人はどれくらいいるのでしょう。私はもちろんビデオに録画しますが。心配なのは、現在の横浜は雨と風が強いこと。BSの受信がちゃんと出来るのか不安です。では、「伝令 No.3」をお楽しみに。
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