みのるの「野球日記」
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2001年10月22日(月) 筑川、ベストナイン&最優秀防御率に輝く

 今日は13時ごろから、首都大学野球連盟のHPが気になってしょうがなかった。「勝った方が優勝」という東海大対城西大の天王山が保土ヶ谷球場で行なわれていたからだ。東海大の先発は来月のワールドカップ日本代表にも選ばれている久保。対する、城西大は2回戦に続き比嘉の先発。今日も1点が重みを増す、投手戦が予想された。
 
 しっかし、連盟の速報は更新回数が少ない・・・。まぁ、どこもやってくれないので速報をしてくれているだけでも感謝しなくちゃいけないのだが。でも、優勝決定戦なんだからさ。と、愚痴をこぼしたくなるほど、マメに更新をしてくれないのです。
 最初の速報は14時前。3回を終了し、0−0の同点とのこと。予想通り、両投手の投げ合いのようだ。だが・・・、既に7回を終了していた2回目の速報を見た瞬間、城西大のファンには悪いが「まさか!」と思った。なんと! 3−1で城西大リード。東海大が先制をするも、久保が集中打を浴び、一挙に3点を失ってしまっていた。私にとっては、午前中にBSで見たヤンキース・ソリアーノのサヨナラホームランに負けない衝撃度の大きさだった。
 城西大の投手陣と東海大打線を考えると、「あぁ、もうダメだな」と私は半ば諦め気味になってしまった。やっぱり、昨日の試合がなぁ・・・(詳しくは21日の日記で)。けれども、ファンというのは勝手なもので、諦めたと思いながらも、諦めていないもう一人の夢見る自分がいる。「もしかしたら」と何度も思い、連盟のHPに何度もアクセス。しかし、更新されやしない。「もしや、延長戦に入り、試合が長引いているのかも!」「もしや、東海大が1イニングに何十点と大量点を取り、速報のタイミングを失っているのかも!」私は勝手に夢のような願望を膨らませていた。
 ついに、あまりの速報の遅さにイライラ感が募り、自分で電話することにした。104で保土ヶ谷球場の電話番号を調べ、結果を聞くことに。「すいません、本日の試合結果を・・・」。「教えて下さい」と最後まで言い終わるうちに、球場管理事務所のおばちゃん(電話の声から勝手に判断)は素っ気なく答えた。「3−1で城西大の勝ちです」。淡い期待が幻に終わった瞬間だった。
 

 春の大学日本一である東海大は、首都大学2位に終わり、来月に行なわれる明治神宮野球大会への出場は断たれた。それと同時に、首都大学の王座から3年ぶりに陥落した。優勝した城西大は5年ぶり2度目の優勝を成し遂げ、首都大学連盟代表として、神宮大会に臨むことが決まった。

 今日、東海大は優勝を逃したが、私にとって良いニュースもあった。昨日、延長17回208球の熱投を繰り広げた筑川利希也(1年・東海大相模)が初の「ベストナイン」に選ばれ、防御率0.39で「防御率1位」にも輝いた。
 ちなみに、MVPと最優秀投手賞は城西大の小沢太一(2年・花咲徳栄)が受賞。これを見ると、もし昨日東海大が優勝していれば、小沢が獲得したタイトルは筑川の元に渡っていたのでは、と思えた。
 
 首都大学野球秋季リーグは幕を閉じた。高校時代追っていた筑川が、大学でも実力を存分に発揮し、着実に成長している姿を見れたことがとても嬉しかった。延長17回、決勝点を取られたときに見せた悔しさを、いつまでも忘れることはないと思う。


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