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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
岐阜の多治見にある核融合科学研究所で、セミナーを行った。岐阜県の主な会社から選抜された経営者候補生を育成する岐阜県と工業会が主催する『賢材塾』。その中でマーケティングを担当している。受講者は全員技術部門所属。そのような技術系の人にマーケティングを語るときは、いつも自分がブラザー時代に開発したP-touch(TEPRA)開発体験の話をする。TEPRAは最先端でも何でもない技術を組み合わせて生まれたイノベーション。消耗品で会社を救うビジネスモデルは円高不況で傾くブラザーが立ち直る契機となった。かつては、「TEPRAの開発話なし」で喜ばれるセミナーにはどうすべきか真剣に考えていた。どうあっても、TEPRAの開発体験話が一番人には受けるからだ。だから封印したこともあったが、今は自分にしか語れないことを語る使命だと感じている。間もなく30年になるが、そこから得た学びは決して風化しない。これからも伝えていきたいと思う。
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