コラム 金財茶房 〜 投資のゴマはこう開け!〜


2003年06月12日(木) 何か そろりそろりと動いているような・・


こんにちは、カン です。

このホームページが生まれて
2年と3ヶ月が経ちました。
(まだまだよちよち歩きですが・・笑)

ただ今、サイトの改編作業に向けて
あれこれ考えているのですが、

弊所の“HPコンセプト”を
以下のように掲げてみました。皆さんどう思われます?

   晋陽FP事務所
  お金と仲良くしてますか?

夢を叶えたい個人の【投資教育サービス】に特化した 
 独立専業のファイナンシャルプランナーです。


(ところで)

「姜(かん)さんは りそな銀行 の国有化について、
ぜんぜん触れていませんね・・」

はい。
基本的に興味がないのです・・(笑)

昨日は FP協同組合による
Do ライフプランセミナー があり、
FPの仲間たちと談笑していました。

その中で CFPの
小幡さんと話していたこと・・。

小幡さん「(生保の)予定利率引下げを認める法案 が
衆議院を通過して、いよいよ佳境に入ってきましたね」

カン「そうですね。僕は りそなの国有化 と
予定利率引下げ法案 は、根本のところで同じだと思うんです」

小幡さん「なるほど・・」

カン「政府 は何らかのプレッシャーをかけて
(経営難の)生保 に手を挙げさすんじゃないでしょうか?」

小幡さん「あー、それは
ソルベンシーマージン比率 の算出法を見直すとか・・」

カン「あっ、そう。そうですよ。
その可能性大いにあり、ですよ」


金融庁は銀行に対して
「税効果資本」を厳格に査定することにしました。

(それに応えて)監査法人の監査が厳格になり、
銀行は戦々恐々としています。

(それと同じ論法で)
生命保険会社 に対しては、

「ソルベンシーマージン比率」算出の厳格化 が
あり得るのではないでしょうか。

金融庁自らが
「○○会社はダメだ!」とは言えないので、

「ソルベンシーマージン比率」算出の厳格化 という
“ハードル”をトラック上に置くという戦略です。


実際に手を挙げる生保があれば、
金融庁は 経営陣の責任問題( = 経営陣の一掃)を
世論 から迫られることになるでしょう。

んー、つまり お上(かみ)の本音は、
● 銀行も生命保険会社も潰せない。

かといって
このままにしておくわけにもいかない。
ということなのです。


わたしは政府が生保会社の基金に出資して
実質『国有化する』という離れ技 も
あり得ると思います。
     
< すなわち、公的資金の注入・・ >

いずれにせよ、
わたしがいちばん恐れていることは、

(予定利率引下げ法案 に対して)
生命保険各社が一斉に 手を挙げることです。

(そんなことしたら、終わりやで・・)



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