2003年10月05日(日) |
第10回 Do ライフプランセミナー |
Doライフプランセミナー
● 兵庫県南FP協同組合では、毎月1回一般生活者向けの “Do ライフプランセミナー”を行っています。
セミナーといっても決して堅苦しいものではありません。
私どもFP協同組合の各メンバーが 講師を務めさせていただきます。 奮ってご参加ください。
■□■第10回セミナー【間違いだらけの不動産投資】■□■ 〜 陥りやすい7つの罠を見抜け 〜
■日時 10月15日(水) 10:00〜12:00 ■会場 神戸市勤労会館 404号室 (各線三ノ宮駅東へ徒歩5分 サンパル南側)
■講師 ファイナンシャルプランナー 姜(かん) 忠道
■資料代・お茶代 おひとり様 1,000円 ■定員 20名
■□セミナーの内容■□
● 地価 がいくら?というのはお役人の発想です ● 田んぼとおコメで「収益還元法」を語ります ● 不動産は金融資産のひとつです ● ワンルームマンションの落とし穴 ● 不動産は 単利 であり(にわとりの)卵 です ● 流動性とプライシングが成せる技 ● 不動産投資信託という有価証券
※ 参加ご希望の方は こちら からお問合わせくださいませ。
兵庫県南FP協同組合サイトは こちら。
☆☆今月のトピック☆☆
■債券の“収益源”について■
皆さんが『債券』という金融商品を買えば、 定期的な利息収入 が期待できますね。 これを「インカム・ゲイン」といいます。
ニワトリ と タマゴ でいえば タマゴ です。
例えば、5年モノの債券を10万円で購入し、 満期まで保有していれば10万円が返ってきます。
つまり「ニワトリ自体は減らない」わけですね。
最近もてはやされている 「毎月分配型ファンド」ですが、
かの商品は「タマゴがたくさんもらえる」 ことを強調して、「ニワトリ自体が成長すること」を 半ば犠牲にしているのです。
加えて「毎月分配型ファンド」は 外貨建てのものがほとんどで、
皆さんは「為替リスク」を 引き受けなければなりません。
折りしも円高が急速に進んでいます。 (ということは円換算の価格は下がりますよね)
また、世界的な景気回復局面では 「金利の上昇」が起こりますから、 債券の価格は下落してしまいます。
(もちろん)ファンドが保有している 債券価格も下がりますから、 「ニワトリ自体が目減りしていく」ことになります。
日本でいちばん純資産残高が多い グローバル・ソブリン・オープン毎月決算型 は その基準価格が 7,000円台 に落ち込みました。(9.26現在)
今後も、今までと同じ水準の「分配金」 (タマゴ)を維持していくとどうなるでしょうか?
ますます ニワトリ が小さくなってしまいますね・・。
(文責 CFP 姜 忠道)
|