コラム 金財茶房 〜 投資のゴマはこう開け!〜


2003年10月16日(木) あー、忙し忙し


こんにちは、カン・チュンド です。

きのう、FP協同組合主催の
Do ライフプランセミナー(第10回)で
講師をさせていただきました。

タイトルは【間違いだらけの不動産投資】
けっこう過激な内容でした。
(自分で言うのもなんですが・・笑)

ワンルームマンションの問題点について、
突っ込んだお話をしました。

ニッセイ基礎研 の「本当に有利か? ワンルームマンション投資」
というレポートを参照させていただきました。
こちら。

ワンルームマンション投資に関心のある方は必見です。


(はたまた)先月は、徳島から来られたご夫妻に
コンサルティングをさせていただきました。
(生命保険の見直しについて・・)

<最近、お問合わせのエリアが
 東に西に広がっています・・嬉>

おとといは、東京都にお住まいの方から
【住宅ローン】についてお問合わせをいただき、
お電話にて面談をさせていただきました。


< 以下の内容は、お客様に承諾を得て掲載しています >

世田谷区でマンションを購入される予定とのこと。

住宅ローンについてお尋ねでしたので、
借入先は「住宅金融公庫」がベストですとお答えしました。


グッドローン株式会社
の固定金利ローンについてもご紹介しました。
30年固定金利 3.30%(団体信用生命保険料は別途)

「あっ、東京には
城南信用金庫 もありますね」
というお話をしました(2段階の固定金利ローン)

なぜ、変動金利 を避けるべきかというと、
総返済金額 が不確定、返済期間 も不確定になるからです。

(正直申し上げて)借金をすること自体、
不確定要素 を抱えることです。

現在の超低金利タームは【特殊な期間】であり、
利息を支払っていくのは(実に)20年以上に及びます。


ちょっとお金を貸す側の身になって考えてみましょう。

銀行の調達金利は、
基本的に 普通預金(= 変動)です。

したがって、長期固定 でお金を貸すことには
「潜在的リスク」が伴います。

(変動で預金者からお金を借りたら、
 変動で貸したいですよね)

固定金利でお金を貸すということは、
調達金利が上昇した時のリスクを
一身に引き受けるということです。


んー、たしかに「数字」で見れば、
固定金利ローンは高く見えます。

しかし、1970〜2000年の
住宅ローンの平均貸出金利 は 6%台 なのです。
(長い時間スパンを持ってくださいよ)

20年のタームでみれば、
金利は(所詮)上がったり下がったりを繰り返しているのです。


このコラムを読んでおられるあなたも、

◆ 多くの銀行が「全期間固定金利のローン」を
  取り扱っていない 意味 をよ〜く考えてみてください。


「やはり不動産業者、銀行が言っていることとは違う回答ですね。
FPの方の独自の視点に触れた感じです」

お客様からそう言っていただきました。
ありがとうございます。



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