2003年11月15日(土) |
ご褒美は 再投資 しましょう |
こんにちは、カン・チュンド です。
(きのうの話の続きではないですが・・)
福沢 諭吉氏が育っていくイメージとして、 皆さんはどんな金融商品を思い浮かべますか?
福沢氏を際限なくコピーできればよいのですが、 それは犯罪ですね(笑)
例えば 株式 を当てはめるのはいかがでしょうか?
資産運用とは、福沢氏を「金融資産」という カタチに変換させてその中で育てることです。
図にすると、 福沢氏 → 金融資産 → 金融資産自体が 価値 を高める
(セカンドライフになれば) → (換金)福沢氏 → 人生をエンジョイさせる
ですね。
アメリカ株式 には、配当を自動的に再投資する DRIPS(配当再投資プラン)があります。
DRIPS とは、 Dividend re investment plans のこと。 ( Dividend とは 配当、分配金 の意味です )
アメリカの運用者は、 自分が投資している会社の配当政策について 大いにモノを言いますね。
会社の方も株主にどれだけ 利益を還元するか、真剣に考えます。
(もちろん基本は) ◆ 配当は 利益 に比例して、です。
ところでこの配当再投資プラン、 採用するかどうかは企業の自主性に委ねられています。 (現在は採用していない会社の方が多い)
DRIPS のイメージはこうです。 佐藤さんは ジレットの株式を100株持っています。
(髭剃りの会社です)
1株 100ドル とすると、 時価は 100万円。
今期ジレットが1株あたり 50セント の配当を出したとします。
佐藤さんは100株保有しているので、 配当は 50ドルです。
この50ドル、 ふつうなら佐藤さんのお小遣いになるのですが
DRIPS を使えば、 配当はそのまま再投資されて、 ジレット株式を 0.5株「買い増し」することになるのです。
つまり(お小遣いは増えませんが) 佐藤さんの保有株数は 100.5株 に増えます(ニコッ)
(例えば)3年後に保有株数が 102株 になっていたとすると、 配当自体 も当然増えますよね。
(保有株数 が増えているのですから)
すると、再投資される金額も増える。 すると、買い増しする株数も増える・・。
これを世の中では「好循環」というのです(笑) またの名を【複利のマジック】といいます。
(実はこれこそが、株式投資の醍醐味 なのです!)
じゃあ この配当再投資プラン、 すべての会社が実施すればいいのに! (んー、結構コストがかかるみたいですよ、会社に・・)
日本 では? (まだ 制度 すら出来ていません・・)
金融庁さんに要望してみましょう。
金融庁ご意見箱 は こちら。
あっ、DRIPS(配当再投資プラン)が 自然にできる金融商品がありますよ。
(えっ、なんですか?)
投資信託で 分配金 を再投資すればよいのです。
【自動けいぞく投資】と呼ばれます。
小さな一家言)
タマゴは食べてしまわない。 ニワトリに返す。
ニワトリが大きくなれば、 より大きなタマゴを産んでくれる。 そしてそれを また返す。
皆さん、よい週末を!
あっ、【お金のなる木の見つけ方】 11/23・24 in 大阪 まだ間に合います(笑)
財布の中身より、まずは知識です。
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