こんにちは、カン・チュンド です。
寒中お見舞い申し上げます。
実は最近、 「もうひとりの私」が次のように囁いているのです。
「辛口コラムは 質の低下 が起こっているね・・」
ギクッ(汗)
わたしは少々焦りながら、自分に問うてみます。
いちばん最初に この日記(コラム)を付け始めた頃、 今より 熱い気持ち を抱いていたのではないか・・。
(正直)今年に入って 惰性でコラムを書いている面があります。
わたしは毎日、 膨大な量の「情報」と接していますが、
(なんと言えばよいのでしょう) 情報のエキスが流れる方向に、
ただ口を開けているだけの自分がいるようで、 時々ぞっとします。
もう一度 原点 に帰る必要があるようです。
< 頭の中をリセットさせること >
(例えば)わたしが このコラムを書きながら感じていることも、 「情報」の一種です。
「これを深く掘り下げていないのではないか。 咀嚼できていないのではないか・・」
また、「もうひとりの私」が囁きます。
「でも、僕だって 忙しいんだ・・」 「ほー、生意気な口をきくね。
そんなに早く表舞台に出たいのかい。 有体のことを、杓子定規に、 笑顔をもってわかりやすくお話する、 お人形のようなファイナンシャルプランナーになりたいのかい?」
無言・・。
「君にしか表現できない 果実(ノウハウ)を育てないと、 どのみち長くは持たないよ・・」
でも、忙しい・・(苦笑)
「その言葉に甘えていると、 たちまち 情報 を噛み砕く力が衰えるよ」
ゾッ(汗)
書くことは、 相手に自分の考えを伝える「鍛錬の場」であり、
自分の考えを整理・発展させる 「孵化の場」でもあります。
◆ 人は書くことによって、 成長の場を与えられるのです。
わたしがいちばん最初に この日記(コラム)を付け始めた頃は、 こう思っていました。
2歩下がって、3歩進む・・。
量より質・・。
初心 とは、 大地に染み込む 水 のように(いつのまにか) その大切さを忘れてしまうものなのですね。
情報に価値があるなんて、嘘だ。
情報を咀嚼する 力 に価値があるのだ。 「もうひとりの私」がそう云ってくれます。
わたしに今欠けているのは 「情報」を噛み砕く 意欲 なのかもしれません。
追伸)
考えてみますと、情報 と お金 は似ています。 どちらも油断すると とたんに振り回されます(笑)
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