2004年02月27日(金) |
次回セミナーでは「リスクの本筋」についてもお話します |
こんにちは、カン・チュンド です。
(もうすぐ春ですね・・)
わたしはお客様との 面談(コンサルティング)の中でよく、
「未来のことは誰にもわからないですよ・・」 というお話をします。
(実際)つい500年ほど前までは、 未来 とは真っ暗な 洞窟 であり、 そこに光を当てることができるのは「神のみ」でした。
ルネッサンスの時代に至るまで、 人は 宗教心から、また世俗の風習から、
「未来」を、現在 とは独立した事象として 捉えることを避けてきたのです。
しかし今、私たちは以下の 事実 を知っています。
未来 はただ恐ろしいものではなく、 機会(チャンス)をもたらしてくれるものだ。
そうです、
未来 = リスク とは【不確実性】のことであり、 【不確実性】こそが 可能性 を広げてくれる バネ なのです・・。
(わたしが 独立FP として 活動を始めて4年になりますが、)
このような仕事をしていると時に、 「不安の配達人」になっている自分に気付いたりします。
・(このままだと)国の年金制度は破たんしますよ・・。 ・給与体系が大きく変わっていきますよ・・。 ・日本という国もどうなるかわかりませんよ・・。
はあー(とため息・・)
(反省の意味も込めて申し上げますが)
不安 を煽るだけでは意味がありませんし、 (また)不安 に浸ってしまうのもよくありません。
◆「不安 とは、そこに存在して 当たり前のものだからです・・」
よく「たいへんな時代だ」と言われますが、 13世紀の庶民と比べると、
私たちの人生における【不確実性】は 何十分の一かになっているはずです。
それは、私たちの先達が、
【数字】という道具を使って 未来 を捉える努力をしてくれたおかげなのです。
(長い歴史の中で)
ヒトは【数字】を獲得することではじめて、 未来 = リスク = 【不確実性】と対峙できるようになりました。
(それはひとつの 発明 と言ってもいいくらい、 インパクトのあるものでした)
投資 を行う上で リスク とは 活力の源 であり、 (また)破滅の源 にもなり得ます。
(リスク をどう捉えるかは、 投資の成否を占う上でたいへん重要です・・)
弊所が主催する勉強会、
知的人生設計入門 【お金のなる木の見つけ方】では、
【リスクをコントロールする木】と題して、 詳しいお話をしてまいります。
(ひとつだけお教えすると・・)
・時間 をどのように捉えるかで、リスクの姿 は変わってくるのです。
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