こんにちは、カン・チュンド です。
皆さんが保有している 資産A。
体格 は立派ですが、タマゴ(収益)を あまり産んでくれない資産 としましょう。
正確には、
・現在、タマゴをあまり産んでくれない・・。 ・(これから先も)多く産んでくれそうにない・・。 ・そもそも(同じ量を)産み続けてくれるかどうかも疑わしい・・。
とします。
このような 資産A は「成長性 に乏しい」と云えます。
つまり、
「収益 がこの先、伸びていくという期待」 に乏しい という意味です。
(このような場合)より 収益性の高い 資産B に 買い換えることによって、 皆さんの「ポートフォリオの質」を高めることができます。
注)わたしは今【不動産】という資産のお話 をしています・・。
もし、資産A → 資産B という「買い換え」を行う際に、 譲渡益 に対する課税が80%繰り延べされたりしたら、 うれしいと思いませんか?
それが【特定事業用資産の買い換え特例】です。
「収益不動産」をお持ちの方に、 ぜひご利用を検討していただきたい制度です。
イメージとしては、下記のようになります。
不動産 A 駐車場 (収益性・低い)
↓ ↓
不動産 B 不動産 C
賃貸マンション (収益性・高い)
不動産 A 不動産 B (収益性・低い)
↓
不動産 C (収益性・高い)
具体的には、
駐車場、貸地、底地(一定の条件下で) などの 低収益の資産 を
より高い収益(タマゴ)が期待できる資産に 「移し替える」という作業です。
これはまさしく、 (資産の)質の変換 です。
この 質の変換 は皆さん、 債券 や 株式 といった資産においては、 日常的に行っていますよね。
(不動産 も同じなのです・・)
ただ、不動産の場合は、 場所(ロケーション)の変換 を伴います。
わたしはいつもこうお話しています。 「不動産は、1にも2にも、場所、3、4がなくて、 5にも 場所 です」と。
現在保有している不動産を 売却することは、整理の作業 であり、
新たに不動産を購入することは、 まさしく 投資の作業 です。
不動産という資産においても、 ポートフォリオ(資産の集合体)という概念を 持つ必要があるのです。
なお【特定事業用資産の買い換え特例】は(また延長され) 平成18年3月31日までの適用となっています。
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