2004年07月23日(金) |
「いちば」での立ち居振る舞い |
こんにちは、カン・チュンド です。
第5回 【知的人生設計入門】にご参加いただいた皆さん、 誠にありがとうございました。
参加者のおひとり、 みちまろさん(ペンネームです)から
「セミナーの感想」をお寄せいただきました。
さて、勉強会での「最後のパート」は 【創造するマインド】を持ちましょう。
というもの・・。
(お断り・・以下、レクチャー再現には コラム的編集 が入っています 笑)
わたくしから最後に、 皆さんに申し上げたいこと。
それは、 「固定観念 に囚われず、未来 を柔軟に予測しましょう・・」
ということです。
固定観念 とは、 周りの状況によって変化しようとせず、
心の中でこり固まっている 皆さんの「意識そのもの」です。
いいですか、
現在 と 未来 を 結ぶ際に、確かなことは そこに「変化」が存在する、ということです。
「変化」とは、生き物にとって不可欠な 栄養源 です。
(変化 がないと 生き物は 適応能力 を失ってしまいますから・・)
資産運用 における「固定観念」
・売買 を活発にするほど、 利益を上げることができる。
・マーケット がいつ頃底を打つか、 あるいは上昇するかを判断することができる。 ・株式などの リスク性金融商品 は短期で利益を確定し、 預貯金などの 元本保証商品 は長〜く保有する。
などなど。
皆さんは、株式市場という「いちば」に入る時、 「入り方は ひとつ しかないんだ」と思っていませんか?
(実は)皆さんの「立ち居振舞い」の仕方で、 「いちば」とつき合っていく 方法 はいくらでもあるのです。
今日この勉強会でお話しました、
短期売買なのか、長期保有なのか、 単品保有なのか、パック商品なのか、 インデックス運用なのか、アクティブ運用なのか、
という 戦略 ですが、
最終的に「どちらがより成功する可能性が高いのか?」 をシンプルにお考えください(笑)
わたしのこのような話を 業界の関係者 の方がお聞きになられると
「姜(かん)さん、あなたの言っていることもわかるけど、 それは、日本の常識 では受け入れられないよ」
と言われることでしょう。
「日本の常識って?」 「投資家が抱いている 常識 のこと」
「投資家って・・。 株式の短期売買をしているような人たちですか?」
わたしは(恐れずに言いますが) 金融機関の思惑に乗せられて、
短期売買 を繰り返している方々を 投資家 とは呼びません。
(もちろん)わたしの仕事上、 上記の方々はターゲットではありません。
既存の 株式愛好家( ← あえてこう言います)は、 100人のうち 5、6人程度 です。
(そして、ここが重要なのですが)
資産運用という業界 は、 潜在需要層 として(100人中)90人以上を 未だ発掘できないでいるのです。
つまり、 全体の 5、6% の人たちの中で広まっていることを 「常識」と呼ぶなんて、ナンセンスだ! ということ・・。
わたしは(今もこれからも)
残り90%以上の人たちを思い浮かべて、 この文章を書いていきます。
そうです、 あなたに向けて書いているのですよ・・。
東京のドナルドはみな、こんな風ですか?
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