コラム 金財茶房 〜 投資のゴマはこう開け!〜


2004年10月12日(火) 価格変動(リスク)こそが、将来の収益(リターン)の源泉である


こんにちは、カン・チュンド です。

・舞鶴市 近辺 にお住まいのあなたへ・・。

(実は)来る 10月16日(土)に
セミナーの仕事で 京都府 舞鶴市 にまいります。

セミナー終了後、14時以降で
【お試しコンサルティング】を希望される方を募集いたします。

詳しくは info@sinyo-fp.com までお問合わせください。


「いちば というところは上がったり下がったりするものだ・・」

(突き詰めて言えば)
これが【市場リスク】と呼ばれるものです。

この【市場リスク】があるからこそ、株式 という資産は
(歴史的に)預金よりも、債券投資よりも、

高い 結果リターン を残してきたのです。


また、リスク と リターン は 水 と 空気 のように寄り添っています。
が、決して融合(一致)することはありません。

それぞれが 独自性 を保ちながら、かつ相互に依存しているのです。

例えば、あなたが「リスクは予測できる」と信じているとしましょう。

しかし、「リスクは予測できる」という言葉自体、
おかしいのではないでしょうか?

なぜなら、予測できるリスク、避けることができるリスク は
(ほんらい)リスク とは呼ばないからです。

(未来のことは誰にもわからない・・)


(先週お話した)「今こそ、マーケットに戻る時か!?」
という記事は 市場リスク を軽んじていると思います。

人間が 価格変動(リスク)を予知できる という、
ある種の「傲慢さ」を感じてしまうのです・・。

彼らは 株価(価格)に リスク が内包されていることを見逃しています。

本来的に 鋭利で すばしっこく、かつ臆病な「リスク」は

(予想リターンのぶれに反応して)株価 を 正味価値よりも 下方 に誘い、
(また)株価 を正味価値よりも 上方 に誘う ものなのです。


(何らかの)リスク が明らかになった時、株価 は過剰反応します。
→ 決して「売る」時ではない ということ。

(何らかの)好材料 が明らかになった時も、株価 は過剰反応します。
→ 決して「買う」時ではない ということ。


また、著名なアナリストがテレビ東京系列などで
眉間にしわを寄せながら、

「原油価格の高騰で 先進諸国の株式市場は
 非常に不透明な展開を余儀なくされるでしょう・・」

とコメントしたりしていますが、

わたしなどは

「じゃあ、非常に透明な展開って、どんな状態を指すのですか?
 それはいつ起こるのですか?」

と聞きたくなってしまいます(笑)


「いちば」が、誰にでもわかる「透明な展開」をすれば、
私たちは皆 億万長者 になってしまいますよね(笑)



● また 東京・大井町 に伺います!

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11月3日(祝) 大井町「きゅりあん」





        昨日、仲間とBBQをしました(んー、いい天気!)



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