2005年04月12日(火) |
自分に対する投資 と 金融商品に対する投資 |
こんにちは、カン・チュンド です。
「灯台下暗し」と云いますが、 なにやら根本のところで勘違いされている方がおられます。
皆さん、それぞれ お仕事 を持っておられますよね。 (実は)資産運用にとっていちばん大切なことは 【お仕事の充実】なのです。
(言うまでもなく)皆さんの生活の源 は“お仕事からの収入”であり、 皆さんの「キャリアプラン」が順調に推移することで、
収入の安定が図られ、 それが資産運用にもよい影響を与えるのです。
つまり、
【お仕事の充実】→【収支の健全化】→【資産運用の原資作り】 ですね。
ちなみに ライフプランニング とは、
キャリアプランニング + ファイナンシャルプランニング の「2本立て」です。
(ベクトルとしては) 「キャリアプラン」 → 「ファイナンシャルプラン」であり、
「ファイナンシャルプラン」 → 「キャリアプラン」では 決してないのです。
(そんなところで)Aさん に登場していただきましょう。 Aさんは 資産運用 に強い興味を抱いています。
自分なりに勉強して、金融商品もいくつか購入してみました。 「そうか・・。やっぱり 株式 だな。へえー、こんなに儲かるのか。
よし、仕事はもう適当でいいから、 資産運用にもっと時間を割いてがんばろう!・・」
皆さん、どう思われますか?
これって 本末転倒 ですよ。
Aさんはまず、自分の メインのお仕事 を馬鹿にしています。
そして「毎月給料をもらうように 資産運用 でお金儲けができる」 と思い込んでいる点では、資産運用自体も馬鹿にしていますね。
< こういう方は(お仕事でも、資産運用においても) 成功するはずがありません・・>
お仕事 とは自分に対する「投資」であり、 その「投資効率」は(努力しだいで)非常に高くなり得るのです。
いいですか、【皆さん自身が 最強の資本 なのです】
毎月25万円のインカムをもたらし、 年に2回 特別利息(ボーナス)が期待できる 金融商品 なんて 存在しません。
◆ 金融資産に対する 投資(資産運用)は、あくまで サブの仕事 です。
ただし、メインの仕事 の「不確実性」に備えるため、 また将来の「不確実性」に備えるため、
「サブの仕事にも、時間と労力 をかけてくださいよ!」 とわたしは主張しているのです。
(ほんと)お仕事 に割かれる 時間と労力 の 10分の1ほどで結構なのです。
ただし、 (メインの仕事と同じで)継続して取り組む姿勢 が大切です。
はい、ここで Bさん の登場です。
「サブの仕事も大切だとは思うけれど、(メインの仕事が忙しいから) サブの仕事に割く時間はとても作れないよ・・」
フム、フム・・。
Bさんのような方のために、 わたしのような仕事が存在するのでしょうね。
どういうことか・・?
【サブの仕事に 時間と労力 をかける代わりに、 信頼できるアドバイザーに 時間と労力 をかけさす】ということです。
< これって、一種のアウトソーシングですね・・>
この場合、当然「コスト」がかかってくるのですが、 ポイントは、
かけるコストの大きさ と、効率的にサブの仕事が管理できる、
そのベネフィット(便益)の大きさ を、天秤にかけてよ〜く 考えてみることなのです。
長い目で見て、信頼できる(もちろん技術を持った)アドバイザーに かけるコスト以上のベネフィットが期待できると思うのなら
ぜひお試しください(笑)
そして、サブの仕事にかけていた 時間と労力 を削っていただき メインの仕事 に全力投球するのです。
そして、 【お仕事の充実】→【収支の健全化】→ 【資産運用の原資作り】の王道を突き進む、というわけです。
今日のお話の 分水嶺・・。
要は、皆さん自身が 資産運用 を(長きにわたって関わることになる) サブの仕事 と思えるかどうかなのです。
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