コラム 金財茶房 〜 投資のゴマはこう開け!〜


2005年05月20日(金) ファイナンシャルプランナーって、ホントに必要なの?


こんにちは、カン・チュンド です。

んー、いきなり厳しい質問ですね。
 
日本では残念ながら、ファイナンシャルプランナー(以下FPといいます)は(未だ)ひとつの職業 として認知されていません。

まあ、一種の「サービス業」であることは皆さん、
おわかりいただけますよね。


例えば・・) 皆さんは自分でトマトの種を蒔いてトマトを育てる、
という時間はないので、

スーパーに行って、商品 としてのトマトを購入します。

あるいはクルマに乗っていて) ラジエーターが故障した場合、
ふつう自分では交換しません。

(たいてい、修理工場 に行って交換してもらいます)

また盲腸になったら・・)
病院 に行って、外科医の方に手術をしてもらいます。

テニスを習いたいと思ったら)

テニス教室 に行ってグループレッスン、個人レッスンなどを
受けられますよね。

また、お子さんに教育を受けさせる場合)

親御さんが自ら教えるのではなく、
学校 という専門機関にお子さんの教育を委ねますよね。

このように、

◆ 私たちは生活のさまざまな場面で
 「プロの方」に物ごとを 委託 しています。


「じゃあ、お金に関することも専門家に任せてもいいんじゃない?」

という 発想 なのです。


・さまざまな種類の 金融商品 を多角的に理解する 
・ある方の 人生状況 について客観的に分析する
・資産運用 という作業を戦略的に捉える
・絶え間ない 情報収集&キャッチアップ を行う

 
これらを行うことは
「フルタイム」の仕事であるとわたしは考えます。

皆さんが仮に合計6時間くらいかけて、
資産運用に関するホームページを20サイト閲覧し、

投資に関する本を3冊買ってきて(5,000円ほど出費)
それを20時間かけて読破する、ということはもちろん可能です。


しかし知識の山脈の中から「発想」という湧水を取り出す作業は
なかなか難しいものです。 

皆さん自身の 時間と労力 を節約するために、
「プロ」を活用するという 選択肢 があってもいいのではないでしょうか。

費用をかけて「専門家」を雇うことで、

今まで自分では気付かなかった「お金の側面」「ライフの側面」を
発見することができます。

(はっきり言ってしまえば)

◆ 真実 に辿り着くまでの時間を
  短縮させるために「プロ」は存在するのです・・。


アメリカ では、結婚する、転職する、
二人目のお子さんが生まれるなど、

人生の転機における「マネープランの見直し」のために
FPに相談に行ってくるわ! という 会話 が自然に成り立っています。

これはアメリカの消費者が
コスト(費用)とベネフィット(効用)を比較して、

FP を利用することに「付加価値がある」と判断しているからでしょう。


サービス提供者(FP)が、不断の努力の結果、
消費者の方から ひとつの職業 として認知されているのです。

んー、わたしもがんばらないと・・(ヨシッ)


     知的人生設計 ワークショップ
【これがエマージング株式への投資ノウハウだ!】 
       5/29 (日) in  東京




                    ええ”っ・・


 < 過去  INDEX  未来 >

作者 カン・チュンド に熱いメッセージを。 [MAIL]

晋陽FP事務所 [ホームページ]

My追加
-->



Copyright (C) 2000-2004 SINYO FP OFFICE. All Rights Reserved.
HOME BACK