コラム 金財茶房 〜 投資のゴマはこう開け!〜


2005年06月03日(金) 何がこれからのビジネス(産業)になるのか?


こんにちは、カン・チュンド です。

(突然ですが)オーストラリアの大学では、
サーフィンの学位を取れるコースがあるらしいです。

その名も Surf Science and Technology

サーフィン学科の「目的」として、

ファッション や 観光 とリンクさせて、
世界的な産業に発展しつつある「サーフィン」を総合的に学ぶこと

と謳っています。

(かっこいい・・)

「うそだあー」と思われる方は、
西オーストラリア州立 エディス・コーワン大学 に
アクセスしてみてください。

Edith Cowan University

    
この大学はまさしく、サーフィン を【学問】として捉えています。

(知的好奇心をくすぐられますね・・)

1年次には、海洋学、気象学、経営学 などを学び、
2年次になると サーフィン用具の製作 や、競技会、イベントの運営
といった専門的分野に進んでいきます。

3年次には 卒論テーマ を見つけ、掘り下げていく作業に移行します。
(オーストラリアの大学はたいていが3年制なので・・)

サーフィンは 海 を相手にするスポーツ(ビジネス?)ですから
理科系に強くないといけません。

また、ビジネスの観点から
財務 や マーケティング についても学びます。

(つまりサーフィンを起点に ビジネス発想 を養っていくということ・・)


考えてみれば、

何が これからの ビジネス(産業)になるのか、
つまり、何が 生活者のニーズ に叶うのかは、

会社 が決めるわけでも、大学の教授 が決めるわけでも、
シンクタンク が決めるわけでもありません(笑)

生活者のニーズ というものは「湧き水」の如くそこかしこに潜在し、
見ようとする人には見えてくるものなのですね。

スポーツ、健康(ヘルス・サイエンス)といった分野は、

今後 人間にとって「娯楽・消費活動」という 側面 を持ってくると
わたしは思います。

(健康、身体的な爽快感 にお金をかけるということ・・)


◆ 人間の 嗜好 が変われば ビジネス も変わる

◆ 新たな 技術や出来事 が ビジネス を変える


「えっ、そんなことが商売になるの!?」
と友人に怪訝な顔をされても、

まったく気にする必要はありません。

商売になるかならないかは 消費者 が決めることです。

(人は何十年、何百年と“変化”を求めて生きてきたのですから・・)

昔のセオリーにしがみついて、
昔の遺産で本日のご飯を食べているような輩に、

「半歩先のニーズを汲み取ろう」という
投資の精神 が湧くはずがないじゃないですか。


ホームページ上で、小さな事務所で、一軒のレストランで、
他者にマネの出来ない【付加価値】を創造できれば、

それは立派な ビジネス になり得るのです。


人類はほんとうに長い時間をかけて、

資本 を持たない 一介の生活者 に「起業」という道を開いたのですね。


やはり

「おもしろい時代が来たなあ」と感じてしまいます、しみじみと・・。


   原点に還ろう....★

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