コラム 金財茶房 〜 投資のゴマはこう開け!〜


2005年11月30日(水) なんだ、結局「組み合わせ」なのか・・


こんにちは、カン・チュンド です。

アメリカ では
「資産運用における収益要因の分析」が広く行われています。

私たちが運用を行う際、いちばんの関心事は
「どれくらい儲かるのか」という 収益 ですね。


(いきなりですが)あなたは 債券・株式 を組み合わせた
「バランス型ファンド」の ファンドマネージャー です。

あなたの仕事はズバリ、「収益」を上げること(笑)


では、「収益の差」はどこから生じるのでしょう?


・債券、株式など 銘柄の選択 でしょうか?
・あるいは 銘柄 を売り買いするタイミング?

いえいえ、上記は大したインパクトを持っていません。


実は、「収益の差」が生じるいちばんの要因は、

◆ 資産配分の仕方 そのもの

にあるのです。


より具体的にいうと、

(例えば、)
日本債券・外国債券・日本株式・外国株式等を
どのように「配分するのか」で、

収益要因のほとんどが決定する、

ということなのです。

(にわかには信じられないですが ホントです)


参照コラムは【こちら】


マネックス証券の内藤忍さんがうまい言い方をしています。

「資産運用で儲けようと思ったら、
1時間のうち45分をかけて
資産配分 をどうするかを考えるべきです・・」と。

(つまり、銘柄選択や、投資タイミングは 二の次ということ・・)


わたしはいつもセミナーで申し上げていますね。

「点ではなく、面で運用を捉えてください」と。


「資産配分の仕方そのもの」を科学すると、

結局、

「相性がよい資産 を組み合わせる」

に落ち着きます。


相性がよい?


はい、

相性がよい とは、

どちらかの調子が悪いときに、
もう一方がそれを助ける。

ということです。


つ・ま・り、
「値動きが異なる資産 を組み合わせる」

ということなのです。


続きは次回に。



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