気が向いたら…
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2001年10月24日(水) ラッパーと呼ばれたくないっす

 いやー、昨日は自分で書いていても嬉しくなっちゃう位キリの良い所で終わったよ(笑) テレビがCMに入るときみたいだったね。

 スタートシグナルが赤色から緑色に変わるのは、2秒から5秒の間。 ここの差は多分オフィシャルの気分だと思う。  スタートはどんな方式でも重要であるのは間違いが無いので、かなり気を使います。

 が、今回は妙に緊張しました。 なぜか??  さっき失敗してるから(泣)
 どうやってクラッチを繋ごうかと頭で考えちゃうから余計にギクシャクしちゃって、クラッチミートさせるエンジン回転数が全然合わない。 まして半クラ位置までもちゃんとつかめなくて、「およよ?」と思っているうちに、緑色になってんじゃん!

 「おりゃりゃりゃぁー!!」と叫びながら、半泣き状態でスタートになっちゃった(笑)  西コースのスタートは上りだし、エンジンストールの感じもしたから半クラを長めにとって、とりあえず”ダッシュ!”。

 予選タイム順でグリッドにつくということは、ぶっちゃけた話し、速い(上手い)奴が先頭で、遅い(下手な)奴が後ろの方である。  ごく当たり前の話しだけど、これって良く出来てるのよ。  だって、スタート失敗したおいらでも前に追いついちゃうんだもん(爆)

 そういっても全体に前に進むから、一気に追い抜くことは無い。 アウトから1台抜いて、130Rへと進入。  どうやら中間位のあたりで渋滞になっちゃって、かなりの台数が前方で固まっているのが見える。  嫌ーな予感がする…

 西コースとは、130Rが過ぎた後、ダイキン看板下でショートカットコースを使い、デグナー前に続くのね。  今年のF1でアレジがリタイヤしたちょっと先あたり。  この西ショートカットは複合コーナーになっていて、入り口が狭くRもきつい。 さらに道が悪いときたもんだ。 結構減速するポイントになるのね。

 130Rでアウトから進入して、イン側に向かって開いたスポットを見つけ、グイグイ割り込み(笑) 先の集団を見て西ショートカットをアウトからかぶせてしまおうとしたのね。

 なんかねー、かけひきって言うの? 普通自分の車格を考えて、コース上で自分の位置を作るじゃない。 なのにどーして、無理とわかるところに突っ込むかなぁ…  案の定というのか、前方の集団が西ショートカットに無理していくから、ちょー渋滞。 足付いて待ってようかと思うぐらい(笑)  しまいにゃ、ぶつかっている奴もいるし…

 さすがにおいらもそこまで酷くなるとは思わなくて、自分の大外からのラインもふさがれちゃった。 まぁ、それでも何とかやり過ごして、デグナーに向けて再加速!  もうこのあたりでおいらもピリピリしちゃって(笑)、コーナーの進入までに追いつく奴には無理でもインに入ってた。

 スタートで失敗したけど、デグナー立ち上がりまである程度良かったので、ファーストラップの順位は多分数台上には上がっていたと思う。
 だけどね、今回はどうしても”完走”したかったのよ。 程度の低い目標だけど、自分にその経験をきっちり作りたかったから、間違ってもリタイヤだけはしたくなかった。 順位もどーでも良い。
 普段だったら多分そうは思わないけど、今回はデグナーでの接地問題があるだけに、どうしてもデグナーの進入スピードが落ちてしまう。 前にも言ったように、デグナーの攻略が大きくタイムに影響するのね。

 淡々と周回を重ねる。 43秒… 42秒… 43秒… 41秒…  サインボードを見るけど、一向に縮まらない。 その間に、おいらと同じぐらいのタイムを出しているものとバトルをする。 ヘアピンを立ち上がって、200R、スプーン、ストレート、130R、西ショートカット…  こう言ってはなんだけど、デグナー以外の区間では必ず前に追いつくのね。 もちろん西ショートカットまでには抜けるけど、デグナー1つ目で追いつかれ、2つ目の立ち上がりで抜かれちゃう。

 いかにも手を抜いてますという感じなんだろうね。 それでもこけたくは無いからあきらめモード…  もちろん40秒を切る選手は多いので、抜かれる方が多かったと思うよ。  ファーストラップで良かった分は、いつのまにかチャラになっちゃってる(泣)

 西コースのレースでは12周(本コースは10周)。  だいたい20分ぐらいだから、かなり早く終わってしまう。  出来るだけ詰めて走りたいけど、なかば手探り走行。 気が付いたらラスト2周のサインボード表示。

 「ふっー、あと2周か…。 いつも最後でこけるからなぁ…。」などとくだらないことを考えながら130Rに差し掛かると、ポストから青色の旗を振っている…  「何っー!! マジっすかぁ〜??」

 青旗とは? 後方より、あなたより速い人が接近中です。 すみやかに道を譲りなさい。 じゃまだっつってんだろぉー! どけやボケぇ!!!  と言う意味である。(男の旗振り全集3巻より ←うそ)

 どちらにしても、”振られたくない旗である。”と、個人的に思っている。  デグナーで道を譲ったけど、どうみても同じ400NKの加速じゃない気がする。 もちろんスピードを殺さないと言う点もあるけど、改めてSFの優位性を見た気がしたね。

 で、ヘアピンをクリアして、200Rへと向かうわけだけど、ここでは手を抜きたくないからがんがん追っていった。 全開区間ではたいして加速の違いは見えなかったけど、スプーンの進入と立ち上がりがかなりスムーズ。 良いなぁと思いつつも、スプーンを立ち上がり全開加速。

 「あっ、チェッカーだー! ふー、完走だ。 …あれ? さっきラスト2周のボードだったよなぁ?」 さて、賢明な読者諸兄ならわかると思うけど、トップに抜かれちゃったので、1周遅れである。  うげぇぇ… ラップされちゃったぁ〜(泣)

 しかーし、今回は今回なりに収穫はあった! データが無いだけに、走行自体が手探りだからはるかに問題が多いのは初めからわかっていたこと。  それが嫌ならSFに乗れば良いんだから。  それを敢えてバンディットにこだわったんだから、しょうも無いことも自分で対策しなければいけない。 だから、1走行ごとに収獲があり、次までの目標にもなり、やってても楽しい。
 こう言うくだらない事まで面倒見てるから、やっぱり上位には食いつきたいね。 今のままでやめちゃったら、他でもだめでしょ。  来年は3月が第1戦です。 対策と改良をしていって、いい成績が残せれるようにするよ。
 さぁー、練習だー!!


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