| 2004年05月01日(土) |
【路面に湧き出るモーターバイクの大群・・・ベトナム� � |
▼ベトナムの旅 ハノイ、ホーチンミン、フエ、クチ 2000年3月8日〜3月13日
ハノイ市内へ入ったとき驚いたのはその夥しいモーターバイクの大群である特に出勤時や退勤時のモーターバイクが、我が物顔に路面一杯に広がって往来する光景は、絶えず路面から沸いてきて路面を疾駆すると言ったほうがいいのかも知れない。交通信号のない所を自在に右折し且つ左折していくモーターバイク。接触事故を起こしそうでいて、不思議なことにこれが起きない。
 「注」ここではホーチンミン市で撮影した画像を載せたが雰囲気はハノイも同様である。
そこには無秩序に見える流れの中にも事故の起きないシステムが神様の手によって組み込まれ、働いているようにさえ見える。この流れの中を平然と横切って横断する歩行者もかなりの数見受けられる。歩行者は立ち止まることをしない。悠然とあたかも散歩でもしているようなリズムで歩く。歩行者の目指す方向と歩行速度が認識できるとモーターバイクの流れはこれを巧みにかわしながら流れるのである。ちなみにモーターバイクのスピードは20km/時程度である。この流れの速度とリズムの感覚を掴みきるまでは外来の異邦人には町中を散策することは困難である。
ガイドに聞いてみるとモーターバイクは一台2000$(US)〜2500$であるのに対して、平均的な庶民の収入は月当たり25$〜30$程度であるというから、余程の蓄えがあるか長期間の月賦によらなければ買えない理屈になる。そこで月賦制度について聞いてみると頭金3分の1で残金は2年間の月賦払いが通常の支払い条件であるという。そしてモーターバイクや車の中古品の売買は国産品(日本と提携した組み立て工場がある)奨励のため最近禁止されたというから走行するモーターバイクは新車が多い。
しかも往来するモーターバイクに乗っている人々の服装は小奇麗で特に若い女性の色鮮やかなアオザイは美しい。市場には豊富にありとあらゆる生活物資が並べられており、これを購う人々も品物を厳しく吟味している。このような現象を瞥見しただけでもこの国の民衆の生活水準は相当高そうである。訪問する前の予想に反して社会主義を標榜するこの国の庶民の生活は開放経済化の成果なのか活気に満ちていた。
この国では1975年にサイゴンが陥落し南北ベトナムが統一された時、金や米ドルで箪笥預金されていた民衆の蓄えが約20億$あったといわれておりまた戦乱を逃れて外国へ避難していた裕福な人々からの送金が年10億$くらいあるともいわれている。こうした蓄えがベースになって現在の活況を呈しているものと思われる。
『稼ぐ宣伝代行』
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