世にもいい加減なネバーエンディング海外ドラマ
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2002年02月12日(火) 善良な魂 16

     鳴り響く携帯の呼び出し音。3人は手をとめ、はっとなる。プルーが

プルー  「私だわ。」

        テーブル脇の椅子に置いたバッグから携帯を出す。
        フィービーは経典の今見つけたページを読みながら、
        パイパーは捜し物を続け、あるチェストのアルバムに目をつけながら、
        プルーに耳を傾けている

ちょっと今回は短めなのでSちゃんよりサービスいただきました。絵付きよ!
        こんな感じ




プルー    「はい。プルー・ハリウェル。・・・アンディ?」
アンディ(声)「プルーか?わかったことを手短に言う。」
プルー    「O.K.」
アンディ(声)「被害者の通院先は全てDr.ランディ・マクダウェル。」
プルー    「・・・」

    警察のデスクから電話しているアンディは、話しながら出かける準備をしている

アンディ 「トム・オコーナー氏が見つかった。身辺警護をつけることにしたよ。・・・プルー?」
プルー  「聞いているわ。ありがとう、トムのことお願いね。それから・・・
      (意を決して)ランディには会わせないで。」
アンディ 「重要参考人だからね。そのつもりだ。会わせないよ。俺たちが今からランディのところへ行く。」
プルー  「O.K.・・・(気がついて)アンディ!手荒なまねはしないで!ランディは・・・」
アンディ 「?」

      プルーはランディを信じて心配しているはずなのだが、
      ランディは魔物かもしれない。パイパーとフィービーは成り行きを見守っている。


プルー  「ランディは高齢だし。行方不明になった時のことで、警察に対してナーバスになっているらしいわ。
      事件の事は伏せて、できるだけさりげなく近づいた方がいいと思うの。」
アンディ 「まず、参考人として話を聞くだけだが、気に留めておくよ。」
プルー  「ありがとう。よろしくね。・・・・あ!アンディ。それから・・・。」
アンディ 「まだあるのかい?」
プルー  「(心をこめて)気をつけて。あなたも。」
アンディ 「あぁ。(心配してくれてるのが伝わり)ありがとう。気を付けるよ。」

       屋根裏部屋。携帯を切り、しばらく立ち尽くすプルー。考えている。
       フィービーの視線に気付き


プルー   「トムの居所がわかって、身辺警護をしてくれるそうよ。」
フィービー 「(笑顔が戻って)とりあえず、安心していいよね?」
プルー   「ええ、多分ね。」
フィービー 「(返事代わりに笑うが、すぐまた真剣な表情を取り戻し)プルー、やっぱ、これだよ。」

       さっきプルーと見ていた経典のページを見つめる。プルー、そこへ行く。
       パイパーもいくつかのアルバムや写真の箱を持ち、それをテーブルに置き
       このときばかりは、経典の近くへ行く。


フィービー  「パイパーも聞いて。敵の正体を知る時が来たよ!」 

つづく


moto |M@IL日常こんな劇場(^▽^)ノネェネェd(@^∇゚)/前向きに

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