世にもいい加減なネバーエンディング海外ドラマ
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2002年02月27日(水) 善良な魂 21

      一方、アンディとモリスはマクダウェル家の玄関にいる。中からリサが出てくる。

リサ   「それが、いないんです。さっきまでマイケルに童話を読んでくれていたんですが・・・。
      いつも黙って出て行ったりしないのに。」
アンディ・モリス  「いない?!」

      マクダウェル家から車に向かうまで考え込んでいたアンディだが携帯を手に

アンディ 「俺だ、トゥルードーだ!重要参考人が姿を消した。
      オコーナー氏の身辺に気をつけろ!」
モリス  「次の標的がオコーナーなら一網打尽。」
アンディ 「・・・・・。」(考えて携帯電話をかける)
モリス  「お前、何を考えてる?」
アンディ 「・・・・。」

      呼び出し音が鳴っている。プルーのバッグから聞こえるが、車の中。
      虚しく響いている。


アンディ 「プルー、プルー!?」
モリス  「(おいおいと一瞬なるが)まさか?」
アンディ 「・・・・。」

      呼び出し音が鳴るばかり。アンディ、切る。少し不安げ。
       とにかく車を発進させる。ハリウェル家へ向かう。
       ハリウェル家の電話にかける。プルーの居所を確認するために。
       
       その、少し前のハリウェル家。


フィービー  「じゃあ、さっきのマリアナの過去の映像は、私に『未来に起こること』を
        教えるために何かを書いて残してくれたって事?」
パイパー   「そう考えたらつながってこない?ね、続き、そうよ、続き見えないの?」
フィービー  「見えたら見るよ。普通の予知もまだコントロールできないのに・・・・。」
パイパー   「あ・・・ごめん。」
フィービー  「いいよ。(笑顔)」

パイパー   「・・・書いてたって、何にだろ?ページをめくるって・・・手紙じゃなさそうね。
        あ、もしかして日記みたいなものじゃない?」
フィービー  「うん。多分、そんな感じ。でも、私、日記なんかつけてないよ。」
パイパー  「・・知ってる。・・・・」

      彼女達が過去からの未来へのメッセージについて考えている頃
      バックランドのプルーは。熟知した倉庫を出入り口に向かっている。
      ふと、見を潜めてみる。音がしない。振り向けばそこにはランディの姿は無い。
      一瞬、安心するが、前を見るとランディは出入り口の所に立っている。
      プルー、意を決して。


プルー   「あなたは、ランディでしょう?ランディ、どうして?私、プルーよ。
       今日も話したわ、あなたと。昔の話もしたわ。お願い思い出して、ランディ!」
ランディ  「・・・(無表情)」
プルー   「ランディ、いつから魔物に取り付かれたの?ランディ!ランディ!」
ランディ  「・・・(じっと見ている)」
プルー   「(少しづつ近づいてみる)あなた!正体はわかってるの。
       ランディの体を利用しているんでしょう?もうランディは死んでいるの?
       それともチャンスがあるなら、返して!ここにあなたを脅かす十字架があるわ。
       あなたを滅ぼす事は、簡単なのよ!教えて、ランディをマイケルたちに返して!」

      ひるんだのは、マイケルという言葉にか?それとも十字架にか。
      プルーとの距離を保とうと、後ずさる魔物(ランディ)


プルー  「マイケルが家で待ってるわ。あなたの中にまだランディがいるからあんな風に
      幸せそうにいられるんでしょう?」
ランディ 「・・・・(微動だにしない)」
プルー  「何も反応しない・・・もう、ランディはいないの?(焦るプルー)・・・
      (じゃぁ、と、十字架を突き出す)これね?これに近づけないのね?」

    十字架をたてに退路をきりひらけないか考えるプルー。しかし時間はなさそうだ。
    ランディの体から青い炎がオーラのように出できた。そして右手がすっと伸びてくる。


プルー  「私の魂をとってどうするつもり?あわないわよ、あなたには!」
ランディ 「・・・(不敵に笑ったかのように見える。炎はさらに青白く広がり手がプルーに向く)」

 


プルー  「(反射的に魔力でランディを投げ飛ばそうとするが)・・・・・
      ダメ、出来ない。パイパーなら時間を止められるのに。どうしたら・・・?」      

つづく


moto |M@IL日常こんな劇場(^▽^)ノネェネェd(@^∇゚)/前向きに

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