世にもいい加減なネバーエンディング海外ドラマ
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アル(声) 「プルー!そこにいるの?アルバートだ!プルー!どこなんだ?」 プルー 「アル?!アルなの?ここよ!(叫ぶ)」
もうすぐ、というところで、アルの声に反応したランディはプルーの車に身を寄せた。 そのすきにプルーは、アルの車まで走る。十字架は胸にかけて。 アル 「(空気を察して、プルーの手を引き寄せ)とにかく早く乗って!」 プルー 「(振り返るとランディは追ってこない。まだ倒れているのか。心の中で) ごめんなさい、ランディ。(しかし、視線は感じる)ランディ・・・? 十字架じゃなく、アルの声で?ランディが生きているからなの?それとも、 ただまだ、マクダウェル家にいたいから、アルに知られたくないだけなの?」
アル 「(呆然と後ろを気にする彼女に)プルー!大丈夫?」 プルー 「あ、ええ、なんとか。」 アル 「何があったの?」 プルー 「ちょっと、仕事のトラブルで・・・。ありがとう。 アル、あなたが来てくれて本当助かった。でもどうして?」 アル 「パイパーに聞いた。誰かに追われてるの?なら、早く警察に行った方がいい、送るよ。」 プルー 「パイパーがあなたに?」
つながっている電話のことを思い出す。
パイパー、フィービー(声) 「プルー?プルー?答えて!」 プルー 「ごめん。パイパー、フィービー。 パイパー 「今、アンディから電話があってランディが姿を消したって!」 プルー 「えぇ、こっちに現れたわ。とりあえず無事よ。ちょっと待って。」 プルー 「(アルに)警察じゃなくて、家に戻って。お願い、急いで欲しいの。」 アル 「家?大丈夫かい?」 プルー 「ええ、とにかく妹達に会わなけりゃ。3人揃わないとダメなの。」 アル 「?」
アルは、家に向かいスピードをあげる。 一方ハリウェル家、パイパーとフィービーはプルーの安全がわかり、 でかけようと手にしていたコートなどを置き、ソファに座り話す
プルー 「(アルに気を使い名は伏せて)現れたけど、でも、『白い石』のチカラと、それから、 アルがここに来てくれて、助かったの。(アルを感謝の表情で見つめながら)」 アル 「(とんでもない!と言った表情をするが、車を飛ばしている)」 プルー 「でも、パイパーどうして?」 アル 「(横から)僕が聞いたんだよ。プルーにね、親父の日記をどうしてもすぐに 渡さなきゃならない気がして。胸騒ぎがしたんだ。来てみてよかったよ。」 プルー 「ランディの日記?(小さい声で)どうなってるの?パイパー?」 パイパー「それは、彼に聞いて。それより、ねぇ!準備は全て整った。 あとは、プルーが無事帰ってきてくれて、真珠と呪文を唱えるだけ。」 フィービー 「(電話をとって)の、はずだったんだけど、あの写真が、別の経典のページを示したの。」
フィービーは『未来を知る者と見る者』について話し、それはマリアナとフィービー 自身ではないか?と、考えている事を伝える。
プルー 「O.K.フィービー、わかったわ。もうすぐ家に着くから待っていて。私も考えてみる。」 フィービー 「でも、過去の映像見るなんて初めてだし、それに、何を書いているかまでは見えないんだ。」 プルー 「大丈夫、きっとなんとかなるわ。一度切るわね。バイ」
電話を切るのを待ちわびていたように、アルがランディの日記を渡す。
プルー 「これが?」 アル 「そう、日記だよ。親父の。」 プルー 「これが、遺書めいた言葉が書いてあったっていう日記。・・・どうして私に?」 アル 「わからない。ただ、渡さなきゃいけないって、強く感じたんだ。」
ランディの日記を見る。最後のページにたどりつく。
プルー 「これね・・・。 『君のいないこの世は全ての輝きを失ったようだ。 この世ではもう生きている気がしない。寂しくてたまらない。』」 アル 「(暗唱できるほどになっているそれを、プルーが言うのをなぞるように聞いて) そう、それを見たときは、ほんと死ぬつもりかと思った。」 プルー 「そうね。そう取っても不思議じゃないわ。・・・(?!)これ、ここで終っているのよね? (ページを進め)何か書いてあったのをインク消しで消したみたいな・・・。」 アル 「そんな事、誰もしないよ。親父もできないね。」 プルー 「そうよね、破った跡もないし。でも、何か大切な事が他にも・・・・。」 アル 「プルー?大丈夫かい?」 プルー 「ええ、何でもないわ。」
あと少しで色々なことが一つにつながりそうな予感がするが 考え込んでもまだ、プルーにはわからない。
つづく
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