世にもいい加減なネバーエンディング海外ドラマ
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2002年04月25日(木) ネルmyラブ 10

          裁判所、リンとネル、同じエレベーターの中、ジョンとジャクソンはいない
          どうやら、さっきの話の続きをしているようだ


リン  「ややこしい!」
ネル  「そうでもないわよ?普通にチャットルームで話すこともできるし、メーリングリストで
     全員にメールも流せるし、それが基本ね。でも、この人には、っていうのは個人的に
     メールも送れるのよ。もちろん、中身は他人に知らされないけど、事務局から
     誰それから、誰それにメールが行ったって全員に報告だけはくるの、そうしないと
     フェアじゃないでしょ?」
リン  「よくわかんない(わかりたくもない)」
ネル  「そうしたら、自分のターゲットに他の誰かがモーションかけてるのも、
     自分にモーションかけてる人がいることも、他のみんなにもわかるってわけ」
リン  「面倒ね、もう、聞いてるだけで食欲なくなる」

           エレベーターがつく

リン  「もういい」
ネル  「聞きたいって聞き出してるのどっち」
リン  「どうもご丁寧にありがとう」(先にエレベーターを降り、廊下にいるジャクソンの方へ)
ネル  「・・・・? (腑に落ちない)」
ジョン 「(近付いてきて)リン、どうしかしたの?」
ネル  「うん?あぁ、なんでも」

          裁判が終った後。廊下にいるネル。やってくるリン

リン  「どうも、もう帰れる?」
ネル  「ええ、そっちは?勝ったの?」
リン  「もちろん、そっちは?」
ネル  「当然でしょ?」
リン  「ジョンは?」
ネル  「あ・・・判事に呼ばれてる」
リン  「?」
ネル  「久し振りにコップに水を・・・・」
リン  「(みなまで言わずとも)あぁ・・・」
ネル  「(ふと気づいて)リン、なんか、最近私になついてる?」
リン  「なんで私が(ちょっと照れ臭そうな表情、一瞬だけ)」
ネル  「わからないけど、なんとなく・・・」
リン  「(素早く、いつもの冷ややかめの視線で、突然切り出す)YOUと、会う時教えて」
ネル  「だから、会わないわよ」
リン  「会ったもの勝ち。ラプンツェルの名前がまんざらウソじゃないこと見せてやったら、
     勝負早いと思うけど?」
ネル  「・・・・(ちょっと考えてしまう)」
リン  「会いなさいよ。気になるのなら」

ジャクソン  「お待たせ。行こうか」(どうも間が悪い男・・・・)
ネル   「どうぞ、お先に。ジョン待ってるから」
リン   「そ。じゃ」(と、来たエレベーターに乗り込んでしまう2人)
ネル   「じゃ」(と、ふと色々考えにふけってジョンが目の前にきているのにも気づかない)」
ジョン  「・・・・・」

         しばらく後、ケイジ&フィッシュ

リチャード  「リン!リーン!・・・ね、みんなリン知らない?」

        ちょっと興奮気味のリチャードが、自分の部屋からでてきながら
        フロアに向かって質問してる。メンバー、わやわやと集まってくる


アリー    「リンなら部屋じゃないの?」
マーク    「裁判所からはさっき帰ってたよ」
エレイン   「ジャクソン・デューパーと・・・」(名前を言うだけで汗ばむのか?!)
ジョン    「なんの用なの?元彼が・・・もといリンに、急ぎ?」
リチャード  「(ジョンにうーという視線)来客なんだけど、来客って言うか・・・
        その、なんていうか、昼前でないと意味がないんだ」
アリー    「何?それ・・・依頼人?」
リチャード  「いや、そうじゃなくて・・・その、たるみはないけど、なかなかその」
アリー    「何言ってんの?!」

リチャード   「あぁ、とにかく紹介するよ」
ジョン・マーク 「リンのお客さんでしょ?」
エレイン    「なんで私たちにも?」
リチャード   「彼女が訪ねたいのはリンなんだけど・・・まぁ、君達にも紹介した方が彼女の・・・」

        と、自分の部屋のドアを開ける。そこには瑞々しい、背の高いすっきり美人の
        女の子が立っている。東洋系だけどエキゾチックっていうほどではなく、キュート


エレイン     「あら・・・」(男性陣の視線を追いながら)
ジョン・マーク  「わお」
アリー      「リンに・・・って、(その子とリチャードを交互に見ながら)親戚かなにか?」
リチャード    「君、名前なんだっけ?」
サンシャイン   「サンシャインです。いえ、そんな親戚だなんて光栄だけど、違います」

           ユニセックスから出て来たネルがそこを通りかかる
           
ネル<     「ハンドルネームみたいな名前ね。リンならもうすぐここを通るわ」(そそくさと去る)
サンシャイン  「あぁ、ミスターフィッシュ、どうしましょう、私ドキドキしてきました」
リチャード   「おっと、お出ましだ。リン、ちょっとこっち
         (サンシャインに)リチャードでいいよ」
リン      「・・・・」

つづく


moto |M@IL日常こんな劇場(^▽^)ノネェネェd(@^∇゚)/前向きに

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