変わることを畏れずに。 変わらないものなど無い。 形あるもの、形として存在しないもの。 良い変化。 悪い変化。 立ち止まってもいつかは歩き出せる。
●「林 明日香」 凄いお嬢さんだ。 14歳と言われなきゃ解らない歌唱力。 ジャケットなどで見る顔立ちは普通の中学生だけれど。 やっと、彼女のアルバムを買うことが出来た。 綺麗というか、芯のある声をしている。 若いのに、きちんと腹から声出している。表現力がしっかりしているのだ。 これからの彼女のパフォーマンスをゆっくりと見ていきたい。
●「神田 サオリ」 林明日香のプロモーションに参加しているアーティスト。 ボディペインティングや、布地に描くと云うことが多いらしい。 もの凄い好みの絵を描く方である。 はっきり言って、個展が開かれるのなら一度は是非訊ねたい方だ。 (現在丁度個展は開催なさってないのだ)←残念で仕方ない。
●久しぶりに。 とは云っても6月に。ビデオを借りて観た。 『月のひつじ』・『The Bird』・『アバウト ア ボーイ』の3本。
●『アバウト〜』は思った以上に私的には面白くなかった。 なんつーのか、琴線には触れなかった。 大人の男と、少年の交流(?)しかも両者に打算が散りばめられている。 悪くはないが、なんだかあまり深く入り込めると云うものでもなかった。 腐女子(笑)的に少年が好みじゃなかった。と、言い切っても良いかもしれない(……)
●『The Bird』は言わずもがなの、ヒッチコック監督作品である。 ホラー、である。 と、思っていた。が、確かに恐いんだけれど、「すげぇ怖ぇ」と、云うような感想は思い浮かばなかったのが実情。 怖いは怖いんだけれど、うーん、物足りない?みたいなところがある。
実際、現在のホラー映画ってのは心理でもスプラッタでも行っちゃってる感があるからそれとは確かに比べられないからかなぁ、とも思うんだけれど。 身近な鳥という題材で、集団で襲ってきたら確かに無茶苦茶怖いんだけれど。 カラスの集団は、襲ってこなくてもデカイ分だけ怖い。 ちなみに鳶なども。←湘南地区は海岸で気を付けてないと、鳶がエサとして食料を襲ってくるから注意だ!(と、逸れたけれど)
多分、最後の終わり方がとってもあっさりしているのが、きっと拍子抜けだったんだと思う。 それまではそれなりに、怖かったもんなぁ。
●『月のひつじ』 一番好みの映画でした。 上映中もとても観たい映画だったんだけれど。 単館系でしかかけてなかったので、観に行くことが実現出来なかった作品です。
実話を基にしたもので、“アポロ11号”の月からの映像を受信して地上に放映する、と云う役目をもったオーストラリア一地方の小さな町の衛星中継所の話。 これこそ、なんて云うこともない話しだけれど。 かなりハラハラドキドキとして観てしまいました(笑) アメリカの大使(NASAの事業だからね)やオーストラリアの大統領。そして町長さんやその衛星中継所の技術者たち。主役は技術者たちであるんだけれど。 登場している人たち全てが主役でもあるような作品作りとなっている。
映画の中でのつくられた映像と“アポロ11号”のその当時放映されていた映像を合わせて流す、ドキュメンタリータッチ。 笑いが零れることも、手に汗握ってしまうほんの些細な出来事も。 今、私たちが当時の映像としてみることの出来る、月からの映像があのとき実はこうだったんだ!と、解りながら観ることの出来るのが楽しい(笑)
3本観て。 お奨めは『月のひつじ』です(笑) いやもう、解りすぎるとは思うんですが(苦笑)
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立ち止まって振り返る。 足元を見る。 空を見上げる。
殻に閉じ隠る。 手をかざす。 両手を広げる。
愛しいひと。 投げ出して、逃げ出して 泣きわめいて、落ち込んで。 あなたは一人じゃない。 大丈夫。 どんなあなたでも 駆け抜けれる今を。
愛しい友。
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