文春文庫 池波正太郎 著
倅が随分立派?になってきたようで。 個人的に好きな密偵の粂さんがたくさん登場してちょっと嬉しい(笑) いや、五郎蔵さんも伊三次さんも彦十の爺つぁんも 宗平の爺つぁんもまあちゃんも皆好きだけどね。 密偵たちの平蔵に対する想いとか、忠誠心っていうのかなぁ そういうのには頭が下がるです。 もちろん、平蔵と久栄の人柄にもよるんだろうけれども。
何の因果か知らないけれど、久しぶりに鬼平を読み始めたら TVで鬼平役をしている中村吉右衛門を見に行かないかと 友人に歌舞伎に誘われた。 歌舞伎を見るのは学生の時以来で結構楽しみにしていたんだけど 着物を端折った後姿の太股を見た途端に気持ちが萎えて(笑) しかも何幕もあって正午に開演して終わったのが4時で 途中、うとうとどころじゃなく寝てしまった。 風邪を引いて喉が辛かったから、っていうのもあるんだけど。 寝ちゃったほうが喉が気にならないしね。 BGMの三味線とかが余計に眠気を増長させたって言う話も。
今回の歌舞伎は解りやすい「敵討」の話。 イヤホンガイドが無いと何を言っているかも解らないかなと思ってたら 結構聞けるものなんだなというカンジ。
来月の国立劇場は「義経千本桜」……見たい(笑) 今度は寝ないから〜(爆) 12月は松本幸四郎と市川染五郎の親子が登場するらしい。 「廓初買」ってことは遊廓の話だよね。
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