金色の夢を、ずっと見てる

2005年09月06日(火) 沖縄新婚旅行記3日目・石垣島��

今日は、オプションでつけてた『西表・由布・小浜・竹富 4島巡り』です。朝7時50分にホテルのロビーに集合して、地元の観光会社『安栄観光』さんのバスでまずは石垣港へ。

港の観光事務所で1日分のクーポン券をもらい、他のお客さんも一緒に船へ。最初の目的地は西表島です。

この船が・・・・・高速船だったんですが、まだこの日は台風が去った後で若干波が高かったんですよ。結構揺れましてね・・・・・正直、やばかったです。最近自分の車で出歩く事が多かったから忘れてますが、もともと乗り物に弱い方なんですよ。ちっちゃい頃は車に10分ぐらい乗っただけでも酔ってたんだっけ。


約40分かけて西表島まで行く間、できるだけ何も考えないようにしてぼーーーーーっと外を見る。油断すると酔うぞ。どうにか西表島に着くまで無事でしたが、これ、こんな調子で1日あっちこっち移動するんなら・・・・一抹の不安。

西表の港からまたバスで移動。港を出てすぐの所に信号。
「・・・・信号あるんだな」
と次郎君が呟いたのと、ガイドも兼ねた運転手さんが口を開いたのが同時でした。


「はい、これ島で唯一の信号機です。まぁ子供の教材用みたいなもんなんですけどね(笑)」


・・・・・・・・・・恐るべし、西表島(--;


島の大半が人の手が入っていない亜熱帯の原生林なんだそうです。ジャングルのようにも見える山の中をのんびり走るバス。たまに道の脇に立ってる『動物注意』の標識が猫。イリオモテヤマネコですね。でも運転手さんいわく
「注意するほどいないです」
だって(苦笑)

イリオモテヤマネコが保護種に指定されているため、西表島では猫を飼うのが登録制なんだそうです。犬を飼うような感じで、年に何回かある登録日に役所に猫の種類と年齢、性別、数などを届け出ないといけない。

ただ
「かわいそうなのは野良猫ですね。生物学的にイリオモテヤマネコと普通の猫が交配する事はまずないそうなんですけど、万が一そんな事になったらまずいので野良猫は見つけ次第捕獲されて処分される事になってます」
そのために、登録された飼い猫はすべてチップが埋め込まれ、島内で行方不明になっても、野良かちゃんと登録された飼い猫か区別できるようになってるのだそうです。


そんな話を聞きながら到着したのは美原という場所。ここから、水牛車で由布島へ向かいます。

1台の水牛車の定員は14〜21名。それを1頭の水牛が引いて、水深30〜40cmほどの干潟をゆっくり渡ります。私達が乗った車を引いてくれた水牛は『海(かい)』くん。まだまだ若い3歳。

水牛は平均で約30歳ぐらいまで生きるんだそうです。そのうち3〜4歳から22〜25歳ぐらいまでを現役の水牛車引きとして過ごし、余生は観光客との写真撮影のモデルになったり、リゾートホテルの池でお客さんに写真を撮られたりしながらのんびり生きるのだととか。

船頭のおじさんが
「おとなしくて、力持ちで、頭がよくて、従順で粗食に耐える。そして奥さんの言うことをよく聞く。この島では“水牛のようだ”というのは男性への褒め言葉です」
ってマジですか(笑)

でも、本当に水牛って頭いいんですね。だっていったん動き出したら、おじさんの言うとおり「完全オートマティック」ですよ。おじさんが何の指示も出さなくても、ちゃんと干潟を渡って由布島まで人を運び、決められた場所から上陸して先に着いてる水牛車の隣にきちんと並べて車庫入れまでするんです。

牛車自体の重さも合わせて、定員まで乗ると2トン近くになるという水牛車。のんびりのんびり、おじさんのおしゃべりや三線を聴きながら渡る約10分間は、まるでそこだけ世間と違う時間が流れてるように穏やかでした。


由布島に着いたらちょっとだけそこで自由時間。熱帯植物園を見ました。(と言うか、それしかない) 港(?)近くにある池で今日は非番の水牛さん達がのんびり水に浸かってました。

帰りは違う牛車で。水牛さんの名前は忘れちゃったけど、こちらは20歳のばりばり働き盛りの水牛さん。潮が若干引いてたせいか、帰りはずいぶんスピーディーでした。しかしこちらもちゃんと決められた位置から上陸して、所定の場所でストップ。本当に賢いんだなぁ。


またバスで戻って、今度は川くだり。でもいわゆるラフティングみたいなんじゃなくて、遊覧船でのーんびり下っていくやつです。バスの運転手さんがそのまま遊覧船の操縦士に早変わり(笑)

この時説明を聞いて初めて知ったんですけど、『マングローブ』っていうのは植物の名前じゃないんですね。

よく聞きません?『マングローブの森』とかいう表現。あれって、私はてっきり“マングローブっていう種類の木がたくさん生えてるんだ”と思ってたんですよ。(次郎君もそう思ってたらしい)でもそうじゃなくて、水辺に生えて、干潟の所に根を密生させる特殊な生え方をしてる木の総称なんだそうです。言われてみれば確かに、根元は全部同じように細かく枝分かれして水に浸かって生えてるんだけど、よく見たら葉っぱが違う木が何種類もあるじゃないか。

時折カヌーで川下りをしてる人に出会いながら、1時間ほどもかかったでしょうか。乗った所まで戻ってきたらまたバスで移動して最初に着いた西表島の大原港へ。ここから船で小浜島へ渡ります。

小浜島は、何年か前の朝の連続テレビ小説『ちゅらさん』の舞台として知ってる方も多いと思います。ここの『はいむるぶし』というリゾートホテルでお昼ご飯。

『はいむるぶし』はYAMAHA系列の経営で、私は前に藤臣柊子さんのエッセイで読んで以来行ってみたかった場所。用意されたお昼ご飯はお弁当で、ゴーヤチャンプルー(言わずと知れた、ゴーヤと卵、豆腐などの炒め物)だのラフテー(沖縄流・豚の角煮)だのわかりやすく観光客向けの『沖縄料理』でした(苦笑)おいしかったですよ。


ご飯の後は島内観光。バスで回るんだけど、はっきり言ってよくこんな所バスが通るよなぁ・・・というような道をうまいこと行くんですね。途中でバスの前にいたおばあちゃんを追い越す時、運転手さんが
「あ、○○さんとこのばぁちゃんですね」
と言ったのには爆笑。

『ちゅらさん』の撮影で使われたという道や展望台に行きました。展望台から見える海の色の美しさに感動。優しいアクアブルーが、砂浜に近いところはうっすらと白みがかって、沖に行くにつれて鮮やかさと深みが増します。少し沖に出た辺りで鮮やかなコバルトブルーになり、そのさらに遠くでラインを引くように白く波が砕けてる所はさんご礁があるのだそうです。サンゴに当たって砕けることで岸に届く波が穏やかになる。さんご礁は天然の防波堤のような役割を果たすのです。そしてその波の向こうは更に深く鮮やかなマリンブルー。

何枚か写真を撮ってみたけど、あの美しさは残せませんでした。


また港に戻って、また船で竹富島へ移動。ここでもバスで島内観光があったんですが・・・・・・竹富島は小浜島よりすごかった。私なら普通車でもためらうような狭い道を、上手にバスで通り抜けるんですよ。あの沖縄独特の赤瓦の屋根とさんご礁のかけらを重ねて作られたという石塀が続く町並みを、ゆっくり周るバス。

星の砂が拾えるという砂浜に寄りました。ガイドさん(運転手さん)に教えてもらって探してみるものの、なかなか見つからない。・・・・・・・・・・・・これって、売ってある星の砂ってどうやって集めるんだろう?と思ってたら、運転手さんが教えてくれました。星の砂って、要するに微生物の死骸なんですよね(^^;それは知ってたんだけど、一般的に売られてる『星の砂』は人工なんだって。その微生物を培養(養殖?)して、意図的に乾燥させて星の砂を作る・・・と言うか、運転手さんいわく
「強制的に星の砂になってもらう」
わけですよ。


・・・・・・・・・・・えーと・・・文字通り、『お星様になる』わけですね(失笑)


そしてここでまた水牛車登場。今度は海を渡るんじゃなくて、島の中を周ります。今回の水牛は『あや』ちゃん。

ここでも水牛車は完全オートマティック。最初に出発したらガイドのおにいちゃんが何も言わなくてもスムーズに角を曲がり、決まったルートを回ります。途中で突然あやちゃんが止まったので何かと思ったら、道端に水道が。いつもここでちょっと休憩して、水をかけてもらって涼むポイントなんだって(笑)

あやちゃん、島の水牛の中で一番賢いんだけど歩くのはちょっと遅いそうで、ゴール間近では次の水牛車に追いつかれちゃいました(苦笑)でも暑い中、出発がちょっと遅れたために(前の牛車が遅れたからなんですけどね)休憩もそこそこに頑張って歩いてくれました。あやちゃん、お疲れでした(^^)


港から船で石垣島へ。朝8時半過ぎに港を出て、夕方5時半過ぎに帰ってくるという強行軍。正直、思ったよりハードでした・・・・・_| ̄|○ なんか1日中バスやら船やらに乗っていたような気がする。乗り物酔いしやすい人間がやる事じゃなかったですね。

しかも考えてみたら、こういう1日のルートが決まってて、ハイ次はここ、ハイここからバスに乗って、船に乗って、ここで40分フリータイムです、ここでお昼ご飯、ここで写真撮って、何時に出発しますよ、はいお疲れ様でした、みたいな集団での観光ツアーって初めてだったんですよ。(修学旅行は別としてね) いつも、自分達で行きたい所を選んで気の向くままに行くってフリープランの旅行しかした事なかったからなぁ。そういう意味ではちょっと新鮮でした。


・・・・・・・・・・・でも多分もうやんないな(苦笑)



ホテルに帰ってきて、次郎君はまたプール&温泉に。私は部屋のシャワーを浴びてのんびり。だってでっかい浴槽にキレイなシャワーブースまで付いてるラブホみたいでゴージャスなお風呂だったんだもん。満喫。

2日目の夕飯は和食のお店で。洋食のレストランも気になったんだけど、そこは朝食で行くのでじゃぁ和食で、という事で。普通の懐石料理と琉球懐石を1つづつ頼んで2人でとっかえひっかえ。あんまりお行儀のいい事じゃないのは判ってるんだけど、だってどっちも食べたいじゃーん♪


石垣全日空ホテルの部屋着は、シルクみたいな生地のガウンでした。とっても肌触りがよくて、気持ちよかったです。ちょっと不思議だったのは、その色。



なんで青と緑?


まぁここでピンクと水色だったりしたら
「ラブホじゃないんだから・・・」
と苦笑してしまうのは分ってるんだけど、夫婦で宿泊にこの色ってなんでだろう・・・とちょっと考えちゃいました。もちろん無条件に青を取る私。

明日は本島に渡ります。


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咲良 [MAIL]

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