2009年06月18日(木) |
3歳児健診に行ってきました。 |
昨日書いてた臓器移植関連の法案、ちょっと違いましたね(^^; いや、私が見てた『提供可能年齢を12歳に引き下げる』というのも1つの案だったんだけど、最初に提出されて結局可決されたのは、『家族の同意があれば年齢制限無し』の案でした。
……て事は、可能性としてはまだ3歳のユウが提供を依頼される側になる事もあり得るわけで……
夫婦や、成人した子供を含む親子だったら、何かの機会にこの問題についての意思確認(万一の場合には提供する意思があるか否か)を話し合う事もできるだろうけど、子供が小さいうちは無理だよねぇ。そういう場合ってやっぱり親の判断になるわけだ。
我が子が長く生きられなかった分、臓器だけでもどこかで誰かの役に立って生き続けて欲しい…と考えるか、短い一生を終えなければならなかった我が子に、さらにその体にメスを入れるなんてかわいそうでできない…と考えるか。
親としてはどちらも判る気がするけど、それ以前の問題として、子供が自分より先に死ぬとか考えたくないってのが本音です(苦笑)
重い病気で移植を望む人達にとっては、外国での移植が不可能になるかもしれない現状で希望の光ともいえる法案なのでしょう。でも一方で、昨日の日記で書いたような『長期脳死状態の子』を持つ親御さんにとっては、暗に提供をせまられたり、提供を承諾しない事で批判されるような事態になりはしないかという危惧もあり。難しい問題です。
さてさて、話は変わりまして。
先日無事3歳になったうちのお嬢さん、3歳児健診に行ってきました。
っつーか1歳半健診の時にも同じ事を書いてるけど、どうしてこういう健診って平日にやるかね!?平日にやってもいいけど、土日にもやってほしい。3歳児の母が皆が皆専業主婦じゃないんだぞ!?
……と一言物申してこようかと思ってましたが、応対してくれた保健師さんもその他スタッフの人も皆良い人だったので言えませんでした。てか言うの忘れました。弱いぞ自分(苦笑)
私は1日休暇を取ってたのですが、ユウは朝からいつも通り保育園へ。健診が午後からだったので、午前中に掃除やら洗濯物たたみやらさせてもらいました。ついでに録画したままたまってたドラマが3時間分見れたので良かった。(でもまだまだ残ってる。もうぼちぼち最終回を迎え始めてるのに)
そろそろ出なきゃな〜と準備をし始めた時に、健診に持って行く問診表をまだ書いてなかった事を思い出す。あっぶね〜と思いつつ封筒から取り出して書こうとしたら…げげっ!聴力と視力の検査で、事前に家でやらなきゃいけないものがあるじゃないか!
聴力に関してはこんなテストをしてみてください。視力に関してはこんなテストをしてみてください、とご丁寧にテストに使うイラストまで入ってる。しまった……
ちょっと悩みましたが、間に合わないもんはどうしようもない。えーと聴力は〜…聞こえないフリをする事はあるけど(お風呂に行きたくない時とか、呼んでも振り向きもしない)本当に聞こえてないかもと思った事はない。なのでオールOKで記入。視力は〜…あ、これ最初の記入項目に『検査はちゃんとできましたか?』ってのがある。回答の選択肢が 1 できた 2 できなかった 3 やってない で、しかも2を選んだ人にはさらに a まだ難しいようだ b 片目を隠すのを嫌がった c 遊んでしまってできなかった d その他 という4択。
2でcにチェックしておきました(^^; さて、保育園に迎えに行こう!
13時過ぎに保育園に着いたら、ちょうどお昼寝の時間で静まり返ってました。お昼寝風景って初めて見たんだけど、子供達の自由すぎる寝相がかなりおもしろい(笑)寝たまま連れて行こうと思ってたのですが、抱っこしたら起きちゃった。そのまま、保健福祉センターに着くまでにまた寝るかな?と思ったんだけど寝ず。着いたら 「ママ、今からどこ行くの?」 と言われたので 「ユウちゃんが元気に大きくなってるかな〜って見に行くんだよ」 と答えると 「ふ〜ん」 と言いながら首をかしげてました。最近は本当におしゃべりが上手になったなぁ。
受付をしたら、まずは採尿。大人でも 「出せと言われてすぐ出るか〜!」 となる人が多いので大丈夫かなと思ってましたが(笑)最近は昼間はパンツで過ごす事が多いので『トイレに行ったらする』という感覚を理解してるのがよかったようです。大人用の和式トイレでちょっとよろよろしてましたが、無事成功。……私の手に少々かかりましたが、産まれた時から世話してる相手だとまったく動じないもんですね(苦笑)
次は保健師さん(多分)と話しながら発達具合の検査。靴・服・傘・鉛筆などのイラストが描かれた紙を見せて、保健師さんが 「履くものはどれ?」 「着るものはどれ?」 などと質問するとその絵を指差す。次いで紙と鉛筆を渡され 「ここに○って描ける?」 「じゃぁ×は描ける?」 その後、ユウに好きに落書きさせてる間に私とお話。 「ハサミは使えますか?」 「折り紙を折る事はできますか?」 など聞かれたんですが…家ではさせた事がないもんなぁ。ハサミはまだ触らせてないし、折り紙も家でやった事ない。正直に 「家ではやった事ないですが、保育園ではハサミを購入したので使ってるかもしれません。あと園で作りましたと折り紙で作った作品をもらった事があるので、できてるかどうかはともかくやってるはずです」 と答えておきました。
3歳児に家でハサミって使わせるか?(--;
次は身体測定。別室に移動して、パンツいっちょになって身長と体重を測りました。どちらも極めて標準。そのままお医者さんの問診。聴診器を当てられてる間もおとなしくしてたし 「はい、お口あーんして」 と言われた時も上手に出来たし、うん、今のところ順調だぞ。
ここで 「視力の検査ができてないようなので、○番のお部屋に行ってください。スタッフがいますので、そこで検査します」 と案内されて移動しました。
なんて言うんでしたっけ、あの視力検査の時に使われるアルファベットのCみたいな形。画用紙で作った大きめのCをユウの手に持たされ、担当のおばさんの手には小さなCが書かれた10cm四方ぐらいの厚紙。 「じゃぁ、おばちゃんが出したのと同じになるようにユウちゃんが持ってるドーナツさんを回してね」 と言われて検査開始。
おばさんが目の前にかがんで画用紙を見せた時には、なんの問題もなし。画用紙のCと同じ向きに持ち替えてクリア。
おばさんが3歩ほど下がって画用紙を見せられた時も、問題なし。
しかし、2.5m離れて同じ検査をされた時に問題発生。 「ドーナツさん、どっち向いてる?」 と言われても楽しそうに手の中のCを弄ぶだけでノーリアクション。 「ユウ、おばさんが持ってるちっちゃいドーナツさん、見える?」 と聞くと、意味が判らないという感じで首をかしげる。こ、これは……ユウ……見えてない?
結局、何度かやってみて2回ほど正解はしたんですが、本当にわかっててできたのか偶然当っちゃっただけなのかが判然としない。その結果 「一応紹介状を出しますので、近くの眼科を受診してください。もし何かあっても、早めに対策をすればすぐ回復するケースもありますから」 と言われました。がーん。3歳にしてもう視力低下?テレビ見せすぎか?
その後歯科検診もあり(問題なし)栄養相談。ユウはこの頃になると場所にも慣れてきたし退屈してきたらしく、ず〜っとうろちょろして少しも座ってない。栄養士さんに 「…落ち着きないですね」 とボソッと言われてしまいました。ちょっとー、何か障害でもあるのかと思ってギョッとするから、あんまり軽くそういう事言わないでほしいわ〜(苦笑)
栄養相談が終わったら、ロビーにておもちゃで遊ぶ様子を見ながら保健師さんと個人面談。でもここではそんなにたいした事話してないかな。普段の様子を見てる保育士さんの方が、よっぽどいろいろ判ってくれてるし話しやすいもん。
健診が終わったのは15時ちょっと過ぎ。帰りに近くのおいしいパン屋さんでいくつかパンを買って、いつものスーパーによって夕飯の買い物。ユウが一緒だったのであんまりあれこれは買いませんでした。
つーか、保育園でのお昼寝を1時間ぐらいで中断しちゃって健診だったんで、帰りにまた寝るかな〜と思ってたんですよ。でも予想に反して全然寝なくて、帰ってからもいつも通りで別に眠そうじゃない。しかも夜には9時ぐらいになって 「カンフーパンダ見るー」 とか言い出すし。
次郎君がDVDを借りてきたんです。公開時にアンパンマンの時間帯に頻繁にCMしてたんで、印象に残ってたみたい。ユウも話の展開なんかはさすがにわかってないんだろうけど、パンダとか虎とかねずみとか自分もわかる動物がたくさん出てきたので楽しかったみたい。昨日も見たのに今日も見るって(--;
正直言うと、私はこの手のCGアニメがちょっと苦手。ディズニーとかもだけど、ちょっと独特の動き方をするでしょ。あれがどうにも目障りで。なのであんまり真面目には見てなかったんだけど、ユウに付き合って見てたら…う〜む、ストーリーは意外とおもしろい。
そして日本語吹き替え版の声優陣が無駄に豪華。きっちり全員確認してはないけど、大半がプロの声優さんじゃなくて女優さんや俳優さんじゃないか?キャスティングを見て気付いたぐらいだから決して下手ではないんだけど、こういうのに芸能人を多用する風潮はあまり好きではないので、なんだか微妙な気持ちになりました。
餅は餅屋って言うんだから、プロの声優さんに任せればいいのに。
そして結局カンフーパンダを最後まで見たユウは、寝た時間はほぼいつも通り。こりゃー明日起きないぞ〜。
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