ボクは空に恋をした..もえ

* * * まだまだやれるはず * * *
2006年04月16日(日)
一日分ずれて書いてるけど これは15日の日記。

朝を待ってねーちゃんに連絡取ったら
帰ってきてくれるとのことで
10時半に医師の説明あるからってこと伝えてたのに
寝てないからっていったせいか
少しでも寝かせよう思ってって
ねーちゃんが迎えに来てくれたのは10時過ぎてた。
慌しく出かけようとしたら
なんでか萌のケータイに病院の看護師さんから電話きて
先生が待ってられるのですが。。。と><
萌の説明不足だったせいか
ねーちゃんは大事なことと認識してなかったらしい。
先生は待っててくださったのでよかったけど。

病棟についてすぐ案内されたのは
ナースセンターの隣にある部屋で
レントゲンを見せていただきながら説明聞いてた。
大腿骨テンシ骨折と医学用語ではいうらしいけど
よくわかんない。。。

股関節より少し下の外側が斜めに折れてるのはわかった。

一昔前は手術しないで固定で何ヶ月もかけて
自然治癒を待ってたらしいけど
今は寝たきりによるボケと
肺炎とかの合併症のおそれもあるので
なるべく早期に外科手術するのが
ベストなんだとおっしゃった。

急性期病院だから タイミングが悪いと
数日内に手術予定も立たなくて
数週間後になることもあるそうで
母の場合は 月曜の検査結果にもよるけど
内科の先生の承諾は取れたので
後は脳外科と麻酔科の先生のOKがでれば
火曜日には手術できるとのこと。
運がいいですよって先生に言われた。

母の場合は持病が多いので 多少リスクも伴うこと。
部位的にほとんど出血はなく手術可能ならしいけれど
持病の糖尿 C型肝炎等の影響で
もしかしたら輸血の容易も必要とのことで
最悪の場合は術中に亡くなる可能性も有り得ること。

レントゲンの画像見る限りでは
骨はしっかりしてそうなので
側面に鉄板を当てて数箇所ボルトかなんかで固定すると
図まで描いていただきながら説明受けたけど
萌の頭にはあまり詳しいことが記憶できてないっぽい。

若年層なら経過を看て補強具は取るらしいけど
今後の補強も兼ねて入れた金具はそのままになるらしい。

そして一番気になった手術後どこまで戻るかの点では
一番よくて若干今までの歩行機能よりは衰えるけど
自力歩行も可能ではあること。
次に杖や歩行器などで補助して歩行できること。
最悪でやはり車椅子になる可能性もなくはないこと。

今牽引しているのだけど
火曜日に手術できるとすれば
それまでにはずれてる骨が正常な位置まで
戻せるだろうとおっしゃっていただいた。

手術翌日には車椅子に乗れることや
急性期病院なので 経過が順調であれば
2週間くらいを目処に転院して
リハビリ受けることになるらしい。
完治するまでは置いてもらえないってこと。。。
それは今の医療体制では仕方ないのだと思う。


先生の説明を受けていろいろ書類頂いてから
母のベッドに案内されたけれど
そこは救急用みたいなところで
ナースセンターとドアひとつで仕切られてる部屋だった。
だけど母は至って元気そうで
「ごめんなぁ」って言って
悪戯した子供が苦笑いするみたいに
照れくさそうにわらってた。

牽引してる状態は痛々しいけど
少し動こうとしたらかなり痛いらしく顔を歪めるけど
他は至っていつもの母だったのでなんだか安堵した。

少し部屋にいると昼食の時間になって
朝もパン食が出たらしく
お昼ごはんも普通食だったのでもっと安心した。
ベッドの背を起こして自力で食べられるし
骨折以外は今のところ異常もなさそう。

早急に必要な書類にサインをして
後は後日提出する書類と 
手術後必要な身の回りの品リスト。

月曜の6時過ぎに麻酔科の先生の説明があるとのことで
それまではまだ火曜に手術できるかも時間も
目処が立っていないけど
とにかく母の顔を見たらほっとした。

土曜なせいかもう院内の売店は閉まっていて
帰りに必要なものをねーちゃんが買って
萌はふらふらだったので一旦家に帰った。

夕方またねーちゃんに迎えに来てもらうまで
お薬で少し寝てた。
実家に行って父に会うと父は
「また苦労かけるな すまんな」っていってくれた。
今の母の痛々しい状態はあまり父に見せたくないので
手術が終わって落ち着いてから面会に行くよう言っといた。

朝ねーちゃんが迎えにきてくれたとき
父からだといって3万預かった。
細かいもの買う必要があるだろうから
萌に持たせてやってくれと言って渡されたらしい。

おつまみもなしにビールだけ飲んでた父に
先日の晩御飯に作ったけど父は餃子食べなかったので
冷凍にしてた餃子を急いで焼いて父の前にだしたら
今日は食べてくれてた。
父のサインが必要な書類にサインと捺印してもらって
一応提出書類も揃ったし また明日は忙しいかなぁ。
兄のお墓参り済ませてから病院だ。
そしてなんか美味しいもの食べて来いとって
また一万円出してくれて
足りない分は出しとけよって笑いながら言ってくれた。


明日も早いしみんな疲れてるからってことで
あまり遠くないファミレスに行ったけど
ここ暫く晩ご飯しかたべないくせに
それすらほとんど食べられない日が続いてたのに
お昼は院内のパーラーでしっかりご飯食べてきてんのに
ファミレスではステーキのセットに
単品のスープとホウレンソウのソテーと
デザートなんか2種類も食べちゃった。

みんな呆れてて ねーちゃんなんか
どうせ萌は頼むだけで残すんだからいわれたけど
ステーキのセットもスープも全部平らげて
それデザートか?とマイミクのみきあたんに笑われたけど
フレンチトーストと苺ジャムのホットソースクレープ食べた。
フレンチトーストは半分ちびに食べられたけど〜

なんかちょっと安堵したのもあるのか
なんかの反動か知らんけど
ばかみたいに食べた。。。


まだ母も完全に安堵できるまではいかないで
これからだけど 悩んでみたってどうしようもないし
猫たちもいまのところみんな安定してて
昨日で1クールのインターフェロン終わった
こくろうとまるこい害の子も
今夜で全部終わったし
ちょっとだけ気が楽になった気がする。

ねーちゃんが言ってくれたんだけど
母の事に関しては父は全面的に萌を頼りにしてるよって
なにかあると母のことに関しては
萌がいないと出来んって言ってたって。

必要とされてるんだよね。
そう思うと少しだけまた前向きになれた気がしたの。

そして萌にメッセージやメールくれたお友達の
有り難い言葉の数々
ひとりじゃないんだって思えたの。
ちゃんと見守っててくれるひともいる
それだけでもたくさんの力もらえたんだ。

まだお返事も返せてないのだけど
今日はちょっと食べ過ぎて?w
疲れてるのもあるので 甘えでしかないけど
日を変えてちゃんとお返事書かせてもらおうって思って。

頑張ることはできないけど
頑張ろうとする努力と
前向きに受け止めて 今を乗り越えたら
きっともっと強い自分になれると信じて。


今日午後家に帰ってきて横になってたら
救急車がすぐ家の側まできたので
でかちびが窓見たら家の斜め前のお宅だった。。。
そこはつい最近もお葬式があって
去年の夏は夜パトカーが来て
しばらく外周りでがやがやしてたあと
手錠かけられた若い男の人がパトカーに乗せられてった。

いいことばかりもないだろうけど
辛いことが続くのも家だけじゃないんだなって思った。

上を見ても下を見てもキリがないっていう意味のことを
昔よく親にきかされたけど
自分だけが不幸なんて思ってちゃいけないんだなって。

こんなに気にかけてくれるお友達がいてくれる萌は
まだまだ大丈夫って思ったの。



そして久し振りにそっけないけど優しい言葉
メールでくれた。
それだけでなんかまた頑張れるんじゃないかなって思った。




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Edit by オレンジミルク 。