ボクは空に恋をした..もえ

* * *  氷 * * *
2006年04月21日(金)
ちびが学校から帰るの待ってたら
母の病院に行けるのが遅くなるので
ちびに電車代と置手紙して家を出たけれど
ちーーーっとも来ないちび。
母はちびのことが目の中に入れても痛くないというほど
ちびが可愛い人で
ちびもちっちゃな頃からおばあちゃんっ子で
母の心配は相当なものだった。

面会時間は午後7時までなのだけど
ちびが来たのは午後8時
夕方6時過ぎには家を出たらしいのに
電車で来れば1時間もあれば来られるものを
JRで来たもので時間が上手く合わなかったとか。
小学校に上がった当時からJRや電車で
市内までちっちゃな冒険をしてたちびだから
萌は特別心配はしてなかったけど
母はちびが来た途端に「心配したぁ」ゆーて大泣きする始末。

結局病院を後にしたのは あちこちを痛がる母に
安定剤飲ませた後の午後9時でかなり帰りが遅くなった。

傷口が傷むのじゃなく 全然違うとこを痛がるので
何度も摩ってあげたりしながら今日も一日が終わった。

まだ暫くはこんな生活が続きそうで
正直自分がぶっ倒れそう。。。
最近日増しに眩暈や歩行障害 身体のあちこちが痛んでくる。
自律神経のせいもあるのはわかってるけど
昼間のお薬を控えながら騙し騙し自分の身体を誤魔化すのも
そろそろ限界がきてる気がする。


気持ちの整理はいまだにつかない。
はっきり言われたらもう引こうと決心した。
なのにその言葉の端々にまたその決心を揺るがせるものを感じる。
ある人がこんな言葉をくれた。
「諦めないけど頑張らない」
諦めたら終わりが来るけど。。。って感じ。

自分からピリオド打つ強さも今はないんだ。
そうしたらまたきっと後悔しか残らないのが目に見えてるから。
時には諦めも肝心。
わかっててもそれが出来ないのが弱さなのかと思う。
逃げることもあっていいって 言ってくれた人もいた。
今まで萌は逃げるばかりだった。
苦しいことは避けたい
すぐ諦める道を選ぼうとしてきた。

自分の気持ちに正直になろうとすると
やっぱり何かを失うという代償が必ずある。
たくさんのものが欲しいわけじゃない。
そのことは今日もある人とお話しした。

差し伸べてくれる手はたくさんある
ただそれが見えないだけでしょと言われた。
選べるだけのたくさんの手が萌にはあるのだから
その中から本当に欲しい手を掴めばいいと言ってくれた。

だけど欲しいものは 掴みたい手はたった一つでいいのと答えた。

目に見える手じゃないと見えないよ。
掴みたくても差し伸べてくれるその手が見えないと
掴めないんだ。



健気だな 凄いなと言われた。
心が捩れてる萌は その言葉を嘲りと捉えた。
結局なにもわかってないんだと言われた。
少しは変われた気になってたんだ。
でもそれは認めてもらえるものではなく
独りよがりな自分の甘えでしかなかったんだと
少しだけわかった気がした。

ちょっとだけの頑張りならいらないと言われ
頑張るという言葉の意味すらわからなくなった。

それまで出来なかったことが出来るようになることが
頑張ったというものじゃないんだろうか。
今まで気付かないでいたことを自分が受け入れられてこそ
認めてもらえるんじゃないんだろうか。


今はまだどうすることがベストなのかがわからない。
いくら自問自答を繰り返してみても
結局は自分に都合のいい答えしか見出せない。


待てと言われたら待つことしか出来なくて
もう少し時間を頂戴としか言えなくて
そんなままで今を乗り越えることが出来るんかな。

自信もない。
だけど今をやり過ごすしかなす術もない。


手を凍てつかせてじっと耐えても
氷を溶かせるにはあとどれだけの時間が必要なんだろう。
それまで萌のこの掌は耐え切れるんだろうか。
自分のこの掌まで凍りついて
粉々に砕けてしまいそう。。。


くだらないと思う。
いくら考えても悩んでもどうにも出来ないことが
たくさんありすぎる。


差し伸べて欲しい手も
掴みたい手も
たったひとつでいいのに。


自分で蒔いた種は自分で刈るしかない。
だけど蒔かない種は芽を出さない。
そしてお水をあたえてやらなきゃその芽も育たない。



なんでもっと生き易い道を歩いていけないんだろう。
今の萌には本当に生き難い道しか見えない気がする。


ちょっとだけの頑張りはいらないと言われても
ちょっとずつが積み重なれば
いつか大きな頑張りになると思うのは傲慢でしかないのかな。

自己満足でもいい。
もう本当にダメだと悟れる時がきたら
言われなくてもそっと消えるから。


今はまだ必要とされるものがあるから
まだもう少しだけ居なきゃいけないの。
役目が終わったら
その時ちゃんと考えると思う。

もっと早く
消えたいと自ずから願ってたあの頃に消滅できてたら
どうなっていたんだろうと考える。
生き延びてきたから
もしかしたら萌に関わる人たちに不幸を振りまいているんかな。



ごめんね
誰に宛てたごめんねでもないけれど
泣く力も今はないから
痛いことしか書けないんです。
こんなでもまだここに居るから
残したい事もあるんです。







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Edit by オレンジミルク 。