今年がどういう年だかみんな知っているのだろうか?今から100年前の西暦1904年、アメリカはセントルイス、ここで開催された世界博覧会でハンバーグをパンに挟んだものが登場した。そう『ハンバーガー』である。今年は『ハンバーガー生誕100周年』なのである!
昨日、仕事の関係で埼玉の川越に行ったのでその帰り、母親が一人で住んでいる埼玉の実家に立ち寄った。母親はトイレ滞在中にイロイロ考えるタメなのか、壁に情報満載の薬局からもらったカレンダーをいつも掲げている。そこで『ハンバーガー生誕100周年』のことを知った。来月になると情報が変わってしまうわけなので、もし昨日実家へ行こうと思わなかったら、私はこのことを知らずに生涯を終えたかもしれない。
私が実家に帰るよと事前情報を流しておくと、母親はいつも息子のため、本人は飲まないのにビール(一番搾りね!)日本酒(月桂冠ね!)を買っておいてくれる。その愛情に応えるため、台風2号の影響でちょっと肌寒いにもかかわらずせっせとそれらを、飲む・飲む・飲む!で、1回トイレに行ってしまうと、出る、出る、出る、出る、出る!となる。『ハンバーガー生誕100周年』は完全に私の頭にインプットされてしまった。
いつも帰り際いろんなものを渡される。水切り袋とか砂糖とかポケットティシューとかイカの薫製とか靴みがき等々。昨日はエバラ黄金のタレ辛口、鮭缶、月桂冠500ml、ジャッキーカルパスの残りであった。そうそう最近私はよく料理を作るのでレシピが載った読売新聞発行のフリー情報誌と、キリン「勝ちT」'04プレゼントの応募シールが3枚(私が飲んだ分だね)貼ってある申込葉書も入っていた。
雨降り注ぐ夜、傘さしながら仕事カバンと母親から渡されたモノが詰まった袋を持ってトボトボ帰途についた。『ハンバーガー生誕105周年』になろうとも『ハンバーガー生誕110周年』になろうとも、私は、母親のカワイイ、出来の良い息子であり続けるのであろう。
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