先日テレビでフランスにある世界遺産『モン・サン・ミシェル』の特集を観た。16世紀まで800年の年月をかけて(すごいね800年だよ!)増改築を繰り返した海の中の岩山に建つ修道院の姿は、まるで宮崎駿の世界『天空の城ミシェル』である。たまげた!
海外に行くとたまげることが多いような気がする。なんか壮大というか気長というかおおざっぱというか。なんにせよ日本の規格、規準とは違うんじゃないのかな?私の経験でこんなことがあった。
初めて海外に行ったのはアメリカ。今から20年以上前にカルフォルニアに行ったのだけれど、ハワイで入国手続きをしてから渡った。そのハワイ空港(ホノルルだったかな?)で、例のごとくトイレに用足しにいったのだが、洋式便器のサイズがとにかくデカイ!すごくデカイ!空気イス状態でないと尻が落ちてしまう。「アメリカ人のケツのサイズはスゲエな!」両足がピクピク状態でようやく終え水を流すために振り返ったら、中蓋が上がってた。ま、これは私の勘違いだな。
そうそうこんなこともあった。30歳の頃オランダへちょっとばかし出張し、ある週末に海を渡ってグレート・ブリテンの片田舎へ遊びに行った。そこのレストランでのことである。またトイレネタになってしまうが大丈夫、今度は小さい方だからね。日本で言うところの『あさがお』男子専用の立ちながら用を足す便器なんだが、か・な・り・位置が高いのである。これは勘違いなどありゃせん。私の身長は174cm、けっして何処に出しても恥ずかしいモンではないと思う。その私でギリギリ。かろうじて『あさがお』の受け口というか下唇とかに触らないという感じであった。結構緊張した。
以前スラックス購入時、裾あげをしてもらうため試着したあと店員さんに股下の長さをためしに聞いたら74cmであった。なるほどモリハルの座高は100cmか!ということを言いたいのではない!グレート・ブリテンの片田舎での『あさがお』の高さは73cmくらいであると証明したのである。私のサイズを下回る人でその地域へ渡航しようかなって計画している男性諸氏は、ジャンプしながらするとかの技術をマスターされてから実行に移された方が賢明かもしれぬ。
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