日中の山手線内、小さなお子さん達が親御さんと一緒に乗っている光景をよく見かける。そう、世の中夏休みなんだねぇ。「こっちよ!」とお母さんの声で改札を抜け、駅員さんの「ハイ、並んでねぇ!」の声に殺到する。『ポケモン・スタンプラリー 2006』の季節が始まった!

首都圏の駅で専用パンフレット兼スタンプ台紙を入手し、スタンプ欄に7駅のスタンプを集めてゴール駅に行くと素敵な賞品がもらえる。スタンプを押すそれぞれの駅までの乗車券を購入するだけで参加費は無料!改札の外にスタンプが置いてあるのがにくい!商品は30万個用意されているけど、早いもん勝ちだぞ〜!なるほど、これはオリエンテーリングだ。
オリエンテーリング、大学時代に体育の授業としてやった経験がある。普段の体育の授業は、大学近くのグランドでダラダラ球技とかしたのだが、秋に泊りがけの授業を八ヶ岳でおこなった。4〜5人のグループに振り分けられ、地図を渡されて時間をずらしてスタートする。なぜか燃えた!
ある地点を探し出し、次のチェックポイントをまた捜し出すということの繰り返し。山道を走り、後から来るグループに嘘の情報流したり、フェイントというかフェイクかけて迂回した道から顔を出す。1時間半後、汗だくになりながらゴールし、結果3位だった。夕食の時に表彰されたとき、嬉しかった。
大学で行ったオリエンテーリングは、これから世の中に出ていく学生達に、『組織』『目標』『競争』『達成』を体験させたのだろう。『ポケモンスタンプラリー』は、子供たちに「目的地まで切符買えヨ〜!」と、JR東日本がメッセージしているのであろう。
あと4〜5年したら『ポケモン・スタンプラリー 2010』に参加するかもしれない娘と夕方、住んでいるマンションの屋上行きへエントリーした。

東側には新宿の高層ビル群が夕焼けを反射して鎮座する。

西側は見事に空が燃えていた。
ヨ〜ォッシ!唯ちゃん!お父さん何でもやっちゃるよ〜!
|