奥さんの実家へ行ったとき、劇団ひとりの本を途中まで読んだ。モリハル一家3人で伺うと、どうしても孫の唯ちゃんが人気No.1で、No.2が娘である奥さんになってしまう。No.3はダラダラテレビ観たり、新聞読んだりして過ごすわけだが、この夏休みで帰省したとき「これ読む?」とNo.2のお母さんが劇団ひとりの処女作(なのかな?)『陰日向に咲く』を実家内限定で貸してくれた。

引き込まれた。お笑い芸人としての劇団ひとりは好きでも嫌いでもなく普通だが、作家としての劇団ひとりはいいねぇ。晩御飯までの時間までいっきに四分の三くらい読んだ。晩御飯終われば唯ちゃん遅くまで起こしているわけにはいかないのですぐ帰らなくちゃいけないし、本はお母さんが知人から借りていたので持ち出し厳禁だし、残り四分の一のために購入するほど傾倒したのかと問われると疑問だし、はてさてどうしたもんかと思っていたら妙案が浮かんだ。そうだよ、ソースだよ、図書館だよ。
1年くらい前、我が家から徒歩1分のところに図書館ができた。できたてなので、まだまだ蔵書はスカスカなのだが、それを補うべく新刊バンバン導入している。『陰日向に咲く』は絶対にあるだろう。ハイ、ありました。ただし予約殺到長期貸し出し中。まったく!ケチケチしないで新刊買えよ!ブツブツ言いながら大渋滞の後尾に並びました。
今日は道路も大渋滞だった。お客さんとの待ち合わせに、かなり余裕持って出発したつもりが50分も遅刻してしまった。夏休み最後の週末だったから、お子さんがいて車を所有しているお父さんが全員張り切ったようだ。まったく!宿題終わったのか!わかった。9月1日(金)は始業式だけだから2日3日の土日で仕上げようとしているな。
実際は張り切りお父さんのせいだけではなく、火事の見物渋滞があったり、夏祭りの規制渋滞もあったりした。パジェロミニ号でノロノロ走りながらあらためて思った。世の中予想もできぬ色んなコトが動いている。

注:この写真は火事ではなく、養老の瀧の前広場で行っていた夏祭りです。
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